英語の良い発音と声質 | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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先日紹介した、英語喉チャレンジの方が最近のブログで次のように書いています。



”声質変わった? [英語発音]”
「前回の記事「ゲップエリアは二重底?」で new u_を発見(?)しました。このnew u_ はかなり限界まで下げているのでそれで発音すると声がかすれていました。それより少し上の位置になるかと思いますが声の出るところで「Bento Box」再チャレンジしました。
今回は声質を変えることにのみ注力していて、それ以外には気がいっていないので個々の発音は前回より悪いかもしれません。」



英語の発音を度外視して、声質をいじるのは間違った練習です。良い発音と言うものがあるなら、その良い発音を目指すべきで、英語学習初期の段階で声質を云々するのは邪道です。



英語の発音が十分にできて、英語のナレーターとかの職業を目指すなら別でしょうが、英語学習者は英語で自然に話す事を目的としています。



そうであれば、声質はだみ声でもハスキーでも高くても低くても、発音には直接は関係ありません。



そのために私は音声認識のメカニズムにこだわります。それは相手が聴きやすいかどうかを判断するには大変に重要であるからです。もちろん話者が自然に話さなければ、聴く人は聴きにくいものです。



アナウンサーはニュースの読み方と普通の会話では発音が違います。それはニュースの読み方のような発音では感情が十分でなく聴く人には違和感が残るからです。



人間の音声認識は絶対的な音素(発音記号)を聞き取っているのでなく、音の動的な変化を感じ取って認識しています。



その変化を自然に感じてもらうのが音声の認識ですから、発音ではなるべく自然な、連続的な音の変化を心掛けてもらいます。



自然で、連続的な発音は何かと言われるとそれは聴いてもらうしかありません。そして聴く場合でも絶対的なある音の質を聴くのではなく、音の流れに注意して聴いてもら事が大事です。



英語喉チャレンジの方は英語の音声には何か特別な音をあると言うを信じて、いろいろなトライをしてブログで報告しています。その姿勢は良いのですが、英語の発音を認識する基本が理解できていないため、どんどん外れた方向に進んで行ってしまいます。



私の彼の録音は最初から聴いていますが、何を目指しているのか、そしてその方向に正しく進んでいるのかも判断がつきません。私は発音の基本が何かという根本的な理解に欠けるのでないかと思っています。



これではいくら録音して何度も自分の発音を聴いても、少しも良い方向にすら進めないかも知れません。



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