2chで英語論文にリンクを貼って皆が読むかどうか、試してみました。その論文は科学論文ですから、ずいぶん難しい用語も使っており、まじめに読もうとすると時間がかかるものです。私は興味がありましたので時間を掛け、数回読んでおりました。
私は多分長い論文なので無視されると思っていました。しかし、何人がコメント書いており、間違った指摘がされていました。私は音のストリームを支援する論文として引用したのですが、それを否定したコメントでした。
論文には一部だけをとればいか様にも解釈できる表現があるものです。それを取り出して自分に有利に解釈しても、その論文には必ず目的と結論がありますから、そこを外しては論文を解釈した意味がありません。勿論、目的と結論を無視した解釈には無理がでます。
私はそれらの間違ったコメントが全部揃ってから、自分の主張を組み立てました。つまり、それらのコメントに意見をしたような形をとりながら、新しいい議論へともっていきました。
音素があるとかないと言う議論は、最近では音素線状理論と音素非線状理論の比較になります。こうなるともう音素の存在でなく、新しい音素非線状理論をどう考えるか、どう批判するかと言う話になります。
その結果、私の予想どおり、新しい音素非線状理論には何の異論や反論もありませんでした。現在の音韻論においては音素線状理論よりは新しい音素非線状理論の方がより正しいと言う認識がありますので、さすがその理論には批判ができないのです。
これからは音のストリームは音素非線状理論と同じだと書いていこうと考えています。そうすることにより音素がある・ないの無益な議論が避けられると考えています。