小学校の英語必修化の目的とは | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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日経新聞の今日6日の23面に小学校の英語必修化に関しての記事があります。その中で英語学習の目的は子供の積極性を育てると言う説明になっております。2年間に70コマでそのような事が本当にできるのでしょうか。



企業が給料を払ってもなかなか積極性の教育は難しいものです。家庭教育でも積極性を育むのは大変に難しい事ではないでしょうか。その積極性を70コマの英語の教育でやろうとするのは無理がないでしょうか。



記事ではALT(外国語指助手)と英語で話す事により積極性が増すというのです。明治時代ならまだしも、現代の小学生にとってそれほど外国人を接するのが珍しい事もないでしょう。外国人をみたから英語を話したくなると言うなら、それは小学校がやらなくても良い事ではないでしょうか。



この記事の中ではALT(外国語指助手)の重要性もかなり詳細に述べています。しかし、小学校の英語教育にALT(外国語指助手)なるものは必要でしょうか。



私は英語を教えています。ほとんどが社会人であり、超上級以外は日本語で教えています。しかし、音声に関してはネイティブの音をサンプルとして渡してあります。そして私もスカイプでは生徒にはどうすれば良いかを自分でデモ発音をします。



生の英語音声を聞かせる重要性は認めますが、教室に生のALT(外国語指助手)は必要でしょうか。外国から大人を招き入れることは大変に費用のかかる事です。現代はスカイプで無料で外国人といくらでも話せる時代なのです。



私は日本人に日本語で教えています。約1年くらいのレッスンんで、つまり50回くらいのレッスンで結構英語が話せるような教育をしております。



その成長を見るのは大変に楽しいものです。しかし、最初は”Thank you.”から始めますから、初期のレッスンは私にとっては大変につまらないものです。でも数週間でどんどん上達してくれるのをみるのは、楽しいものです。



しかし、小学校の英語の70コマと言えば簡単な事しか教える事ができないでしょう。そのような授業をずっと繰り返し教えるALT(外国語指助手)の仕事は英語文化圏で幼稚園で教えるよりはつまらないものです。



その理由はコミュニケーションに限度があるからです。英語を学ぶ人に、英語の話せない人に英語で教える事に無理があるからです。私が日本語を使うのは自分の言っている事が十分に理解して欲しいからです。



第二言語の習得はその背景とか、理由とか、根拠が必要であり、それを十分に理解してもらうつもりなら、第二言語の習得は母語を使うべきです。



すると小学校ではネイティブの音声をCDとかMP3の音源で持っていれば、日本人の先生だけで十分にこなせるはずです。もし、日本人の先生ができない学問であれば、それは義務教育の範疇ではありません。英会話学校などの専門学校にまかせればよい事です。



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