幼児から始めて
小学1年で英検3級をめざす
【さくらい英語教室】の櫻井 さとこです
英語指導は19年になりました![]()
中学生から本格的に英語に取り組む子どもと,
幼児期から英語に触れてきた子ども。
私から見ると、この二人は
「英語との関係」が少し違っています。
例えば、中学生になって初めて英語を学ぶ子は、
apple=りんご
want=欲しい
I want ~=私は~が欲しい
と、英語と日本語を結びつけながら覚えていきます。
英語はまず、
日本語を介して理解する「知識」として入ってきます。
一方、幼児期から生活の中に英語があった子は
Mom: “Do you want some juice?”
Child: “Yes!”
Mom: “Here you are.”
こんなやり取りを何度も経験していて
wantは「欲しいと覚える英単語」ではなく
誰かと何かをやり取りするときに、
すでに自分の中にある言葉になっています。
そして、その子が後から学校で
「wantは動詞です」
「want to+動詞で『~したい』という意味になります」
と習います。
そこで初めて、
頭の中では当然のように知っていた英語を
言葉とルールを使って理解し、整理していきます。
これは大きな違いだと思いませんか?
じゃあ、中学生から英語を始めるのでは遅いか
というと
そうではありません。
自分で学習できる子なら
中学生からでも英語は十分伸ばせます。
ただ、自分で学習できるために
必要になってくるのが、「勉強する力」です。
それは、
- 嫌でも机に向かう。
- 毎日少しずつ復習する。
- 分からない状態にも耐える。
- 単語を暗記する。
- 説明を聞いて、抽象的なルールを理解する。
- 間違いを修正する。
- テストから逆算して計画する。
このような力です。
中学生になれば、英語は学校の教科の一つになります。
定期テストもある。
成績もつく。
その先には受験もある。
「いつか分かればいいよ」
とは、なかなか言っていられなくなります。
一方、幼児期には、
まだこの「勉強する力」に頼らずに
英語を育てられる時間があります。
音源を聞く。
英語絵本のお話を聞く。
動画を見て、セリフを真似する。
親子で英語を使ってやり取りする。
聞いたら意味が分かるようになる。
そして少しずつ、自分でも読んでみる。
教室と家庭で、
かけ流し、動画、語りかけ、絵本、親子レッスンなどを通して
英語を生活の中で何度も経験していく。
幼児期に使えるのは、
「親が作る環境」と「たっぷりある時間」です。
ここでいう「時間」は、
単に幼児の方が暇という意味ではありません。
成果を急がなくていい時間です。
今、英語を話さなくてもいい。
絵本が読めなくてもいい。
同じ歌を何十回聞いていてもいい。
途中でうまくいかなくなったら、少し戻ってもいい。
道がそれても、また修正できる。
すぐに結果や見返りを求めず、
何年もかけて英語を育てていける。
私は、これも幼児期から英語を始める大きな意味だと思っています。
そして、私自身がなぜ我が子に幼児期から英語をやってきたのか。
振り返ってみると、
中学校の英語を楽にしてあげたかったからでも、
英検を取らせたかったからでもありません。
私は幼い頃をアメリカで過ごしました。
だから、外国で暮らすという世界があることを知っています。
でも、結婚して家庭を持ったとき
家族で海外へ移住するという選択肢は
私の生活にはありませんでした。
それを少し残念に思いました。
私が子どもたちを連れて海外で生活することはできない。
でも、
子どもたちが大きくなったとき
「外国へ行ってみたい」
「外国で勉強してみたい」
「外国で暮らしてみたい」
と思ったときに
自分でその道を選べる土台なら
親として作ってあげられる。
そう、考えました。
だから私にとって幼児期からの英語は
英語を早く勉強させることではありませんでした。
子どもが将来選べる世界を、一つ増やしておくこと。
それが、私が子どもたちに残してあげたいものの
一つだったのだと思います。
親として、
「この子に何か残してあげたい」
と思ったとき
何を選ぶかは家庭によって違います。
英語じゃなくてもいい。
勉強かもしれない。
スポーツかもしれない。
音楽かもしれない。
たくさんの経験かもしれない。
では、あなたは
お子さんが大きくなったとき
どんな選択肢を残してあげたいですか?
そこから考えてみると
「何歳から何を習わせる?」
とは少し違ったところから
子どもの教育が見えてくるのかもしれません。
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