衆生の近くまで救いの手を差し伸べてくださるよう、
元来の放射状に横に広がった脇手ではなく、
少し前に差し出すように表現しました。
手は全部で四十二本あり、胸前で合掌する二本の手を除いた
四十本の手が、それぞれ25の世界を救うもの、
「25×40=1,000」であるといわれており、
其々の手には千手観音の力をわかりやすく表すために持ち物があらわされています。
仏像は時に思いを伝えるタイムカプセルの役割も果たします。
本躯、胎内は空洞になっており、願主様の願文が納入されます。
数百年先の人たちへの深い思いを込めて納入されました。
将来、この観音様に修復者の手がかかった時に、
初めて開かれるメッセージ。
お返事がもらえないのは少しさみしいですが(笑)
合掌 覺山
櫻井佛像彫刻工房WEBサイト
http://kyoubussi.com/
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