今度、平成22年度司法書士試験合格者に対しての講義をすることになりました。
自分も2年前は司法書士試験に合格したものの研修、認定試験、就職活動、実務について何も分からん
ということに悩んで、不安がいっぱいだったことを思い出します。
さて、まず12月から近畿ブロック研修が始まるとおもいますが、それまでに何をしたら良いのでしょうか。
今働いていない人は、始めて司法書士業界に足を踏み入れる分けですが、まず名刺を作りましょう。
近畿ブロック研修は、近畿の司法書士合格者がそろう場で毎年250人前後が参加します。
研修は毎土日に行われ、朝から夕方まで講義があり、その後は任意の飲み会が毎日開催されています。
新人がそろう研修はこれが最初ですから、積極的に話しかけて知り合いを作りましょう
合格者は年齢、性別、これまでの経歴など、本当に様々で、いろんな人がいると実感すると思います。
まず挨拶してからすることは名刺交換になりますので、名刺を持っていなかったら、時流に乗れません。
近畿ブロックが終わるころには、たいがいの人は仲の良い知り合いなり、そんなに仲は良くないが普通に話す知り合いくらいはできてると思いますので、その点は心配いりません。
さて、研修は全員が受けるので選択の余地はないですが、就職は人それぞれです。
就職時期としては
①最終合格が決まったら即履歴書を司法書士会に置くなりして、就職する
メリット 早く実務にふれることで研修も気合いを入れて受けれる
早期に独立を考えている人なら一日でも早く実務についた方が良い
デメリット 土日は3月末まで研修で埋まるため、認定試験の勉強の時間が少なくなる
②1月から3月の間に就職
大阪の場合配属研修が3月の平日にあるため、それを申し込むと必然的に3月末までは就職できないことになる。配属研修を申し込んでない人はたいがいこの時期には就職活動して、事務所が決まっていることが多い。
問題は2月にある特別研修である。これは他の研修と違い認定考査に向けた必須の研修であるため、遅刻を1回でもしたら、もうその年の認定考査を受けることができない厳しいものである。
ブロック、中央研修とは違い、毎回のようにレポートを作成する。なので、忙しい事務所に就職すると寝る間を惜しんで勉強しなくてはいけない。
③研修終了後考査までに就職
配属研修を受けたが、その事務所で就職が決まることはあんまりないので、4月5月は研修もなく認定の勉強をしながら、就職活動をするパターンである。実は自分もこれ。自分の場合、4月に履歴書をおいて2ヶ月で5カ所くらい面接受けて、ちょうど考査が終わったあとに面接受けて、採用となり、6月2週目から働いていた。今考えていても、認定を確実に受かり、かついろんな事務所の面接も受けれて、配属の事務所との違いも分かるという意味では、最高のパターンとも言える。しかし、バイトをしない限り完全無収入なので、金銭面の問題は残る。
さて、認定試験であるが勉強方法としては
①過去問を解く
これにつきる。司法書士試験とは違い、選択でなく実際に書かなくてはいけないため、早く傾向と対策をつかむことが重要である。そのためには小難しい本をよんで、今は分からんでも特別研修が始まれば分かるだろうなどとタカをくくっていては落ちる。平成21年の認定試験は大阪では半分落ちた。
要件事実とは何かが分からなくても問題が解ければ受かる。それが試験である。なので問題を解いて分からないところを調べるために本を読むこと。
そしてヤマは絶対張らないこと。過去2年の試験ではあえてヤマを外すような出題をしているので、注意が必要である。幅広く要点だけでも抑えてないと、実際に書かない点にならない試験なので落ちる。
と、恐怖心をあおってみたが、普通にやってれば受かる試験であるが、確実に受かりたいなら、早めに始めることにつきる。
以上とりとめなく書いたが、何か分からないことがあればコメント下さい。