天神文化塾3月ご案内(2024年3月28日) | うたの窓~桜川冴子

うたの窓~桜川冴子

桜川冴子は歌人・研究者です。
ここでは短歌に関するページを公開します。

2月の天神文化塾満員御礼!プログラムの第1部は横笛奏者の藤舎元生さんの「ほたる幻想」「あの角をまがって」(しの笛と原田迅明さんのドラム、原田麻由さんのピアノと共演)、第2部はソプラノの声楽家の屋代薫さんのイタリア歌曲「O primavera(春よ)」の日本歌曲「お菓子と娘」プッチーニの「O mio babbino(私のお父さん)」(原田麻由さんのピアノと共演)、第3部は麻酔科医でドラマーの原田迅明さんのジョン・ウィリアムズの「Swing,Swing,Swing」ニコライ・カプースチンの「エチュード作品40:1」(原田麻由さんのピアノと共演)、第4部は全員による藤舎さんのオリジナル曲「花いらんかえ」でした。アンコールは「ふるさと」。

私の知っている曲は僅かでしたので、立場上ある程度は下調べをしていきました。近くで聞くと、「お菓子と娘」はフランス留学の経験をもつ西條八十が作詞をしているのですが、パリジェンヌがエクレールを食べる音のオノマトペが面白かったり、ウクライナ出身の作曲家のエチュードはクラッシックにジャズを取り入れて大変な躍動感をもたらしていて凄かったり、京都の花売り娘の「花いらんかえ」の呼び声が優しく哀調を帯びて感じられたりしました。原田迅明さんの麻酔に見事にかかってしまいました(陶酔感)。今回は早くも満席になり、多くの方が来場できなかったそうですので、まだ先ですが3月のご案内をします。毎回思いますが、福岡文化連盟の人材の凄さよ。3月も早めに予約をされることをオススメします。

3月28日(木)18:30~20:00

場所:福岡市天神のエルガーラ オフィス棟6階「久留米大学福岡サテライト」

出演:中洲次郎さん(作家、映画評論家)

   原田伸雄さん(舞踏家)

   働淳(はたらき・じゅん)さん(詩人・画家)

コーディネーター:桜川冴子

テーマ:「カウンター・カルチャー」

10年ぐらい前に中洲さんが担当されていたRKB番組に私はゲスト出演したことがあり、また、原田さんとは25年ぐらい前に福島泰樹さんの絶叫コンサートの折に出会ったことがあり、お二人とも圧倒的な熱量の持ち主。タジタジ。働さんとは初対面ですが、画家としてまた詩人としてどんな作品があるのか興味があります。ワクワク。

事務局長の北里晋さんがチラシに書かれている通りまさに大放談会になりそう。もう想像するだけでキャーッ面白い。

予約・問い合わせ 福岡文化連盟 電話092-711-5585(平日10時~16時)

一般千円。文化連盟会員は無料。