言葉とは何か | 【暮らしの中の和文化】京都・大津【娘に伝えるやまとの暮らし】

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やまとこころを育む読書会。國学の世界観。京都。大津。元ANAのCAの経験呉服店運営の経験を活かし、大和の知恵を伝えています

【言葉とは何か】

漢字が伝わる以前から日本で話されていた言葉が「大和言葉(和語)」です。漢字の訓読みにあたります。山(やま)は大和言葉で山(サン)は漢語です。

日本語は一音、一音に意味があります。

これを音義といいます。

すという音を出すとき口をすぼめて息を出します

  進む 鋭い 住む 清む

すには 研ぎ澄まされたという音義が潜んでいるようです

日本人は感知したものを音にしてきたのですね

私の大和言葉の師である林英臣先生は「大和言葉こそ日本人の感性、あるいは霊性を開発している根源ではないか。日本人の感性こそ、共生の世界観を築く基であると」ご教授くださいました。

翻って考えてみると、大和言葉を使うことは日本人の感性を開いていくことになるのですね。

また、古来から日本には言霊信仰がごさいました。山上億良は「言霊のさきはう國」柿本人麻呂は「言霊のたすくる國」とうたに詠んでいます。

想いを言葉にして発すると物事が動きます

言葉により物や事が創造されていきます

例えば、私には未来という子供がいて今大学で看護の学びと実習で毎日驚くほど勉強しています。その未来の名前をつけた「未来助産院」で私は愛しい日々を積み重ねて創った「娘につたえるやまとの暮らし」をおなかに赤ちゃんを育んでいる人にお伝えご指導することで日本人の礎になりたいと思っています。

と私が言葉にしないかぎり私の想いは届きません。

お話を言葉とは何か、自分に引き寄せていく方法に戻します。言霊と日本精神と日本文化を誰でも読める平易な言葉で著した本があります

「幸せになる言葉 幸せにする言葉」です 

この本を輪読という形で読書会をしております

なんと!朝の4時~5時半です

子育て中のお母さまたちのご希望により決めた時間帯ですが、本当に豊かな時間と学びの時間を過ごさせていただいています。

物質は豊かになりましたが、民族の伝統や心をなくしてしまえば、くには消えていきます。

日本は、神話と民族と言葉と信仰がタテイトで繋がる素晴らしいくに。やまとこころは、万物活命。万物一体。