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柴犬さくらの旅日記

yahooブログ終了によりこちらに引っ越しました。
九州から北海道まで全国を旅する柴犬のさくらです。
緑豊かな美しい日本の自然探訪と山歩きを中心に
旅で出会った皆さんとの触れあいを綴っています

    霊峰高野山へと続く道の起点に位置し、世界遺産や真田幸村ゆかりの

    史跡等、歴史遺産や豊かな自然に恵まれた町、和歌山県九度山町。

    この九度山町で開催されている「くどやま芸術祭」を最終日の26日に
    覗いて来ました

 

 

        

 

先ずは九度山町と云えば戦国武将真田昌幸・幸村父子が蟄居させられた真田庵

 

 

 

 

 

次いで、くどやま芸術祭会場のひとつで弘法大師空海ゆかりの世界遺産慈尊院へ

 

 

当時の高野山は女人禁制のため、弘法大師の母が高野山にわが子を訪ねても
会うことができなかったのでここ慈尊院に住まいし、弘法大師が高野山から
月に九度訪ね来たという。それが町名の九度山のいわれとなっている

 

高野山が女人禁制だったことから多くの女性が慈尊院に参拝し、現在も安産、
育児、良縁、病気平癒などを願って乳房型の絵馬が多く奉納されている

 

 

 

弘法大師を高野山に導いた犬の生まれ変わりと言われた高野山案内犬ゴンの石碑が建つ。

約1200年前の弘法大師の時代にも高野山の案内犬がいたという伝説があり、ゴンは
「弘法大師の案内犬の再来・生まれ変わり」と呼ばれ親しまれていた

 

    亡くなった2002年5月8日の翌年にはゴンの本も出版

    

 

            ゴンが死亡した半年に生まれたさくらは、見た目もよく似ていたらしく
     ゴンを知る参拝者や山で出会った高野山登山者たちから、ゴンの生まれ
     変わりと言われて可愛がってもらっていた

                 

 

慈尊院境内から急な石段を登り

 

弘法大師創建の丹生官省符神社 (にうかんしょうぶじんじゃ)に参拝

 

木立の中に佇む芸術祭の作品に出会って記念撮影

 

さらに急な石段を上って芸術祭会場の紙遊苑へ

 

紙遊苑は、弘法大師が手漉き和紙の技法を伝えたという「高野紙(古沢紙)」の
伝統文化とその技術を伝える体験資料館で、ちょうど紙漉きを学ぶ外国の若者
たちに出会った

 

高台に在る庭は下界の街並みを見下ろす静かな別世界

 

庭の隅でひと際目を引いたキイジョウロウホトトギス。
紀伊半島南部に自生するが乱獲などで数が激減し絶滅危惧二類に指定

 

 

    

 

紙遊苑常設展示の大凧のひとつ

 

 

 

   室内展示の芸術祭作品のひとつ

           

 

            若い人の作品だったが見応えがあった