山頂のツツジ観賞で登る久しぶりの葛城山は一番近くて歩き慣れた天狗谷ルート
ただ数年前の大雨で渓流沿いの道が一部崩壊し少し歩き難くなっている
ケガの回復も進まず無理をせずに女性や高齢者、いやすべての登山者に先に行ってもらう
新しい道もそのうち慣れてくるかな
やがて崩壊を免れた従来の登山道に合流
ここまで来ると後は小鳥の声を聞きながら森の中の散歩道
ダイヤモンドトレールに合流
ダイトレ沿いのツツジはまだ見頃
山頂付近の自然ツツジ園はおよそ15ヘクタールにわたってヤマツツジが群生し
山一面が赤い絨毯のように見える光景は「一目百万本」と呼ばれている
「一目百万本」に後ろに控える「花の金剛山」も顔色無しかな
絶景ランチはおとよさんからの差し入れ
おこぼれ頂戴?
レストラン裏の展望所から奈良盆地、大和三山を眺望
下りも時間を掛けて慎重に歩いたおかげで一度も転ばず登山口へ
青崩集落近くで犬連れのご婦人に出会った
歩き方や後姿がさくらによく似た白柴に、どうしてもその顏が見たくて
『さくら』と小さく声を掛けてみたら、振り返った顔は若い日のさくらそのもの。
飼い主さんには、毎年ツツジの葛城山に一緒に登っていた愛犬が四年前に亡くなり
実は15日が命日。よく似た後姿に、つい名前を呼んでしまった、と非礼を詫びた
傍で私たちの会話をおとなしく聞いていたが、別れ際何度も振り返る仕草や顔は
さくらの生まれ変わりみたいだった