4月に入り奈良県の桜の開花情報に大神神社から三輪山の麓を辿る山の辺の道を歩いてみた
山の辺の道に沿った桜の名所大美和の杜はソメイヨシノや枝垂れ桜などが早くも見頃
大美和の杜展望台は東に神体山である三輪山、西は大和盆地が一望できる景勝の地。
樹々の切れ目から見えているのは大和三山の一つ畝傍山
大美和の杜の桜の花びらを浮かべる池
シャクナゲ園の桜も見頃
その先のモクレンの大木も満開
樹下に群生する白い花
ハナニラ
この日の目的地の桧原神社まで中ほどの八大竜王弁財天に立ち寄り
桜の下でコーヒータイム
一緒に歩いたさくらを偲ぶ石畳の道
玄濱という僧侶が隠遁生活を送った白塀が印象的な玄賓庵(げんぴあん)が見えて来た
玄賓庵は世阿弥作と伝える謡曲「三輪」の舞台でも知られている
桧原神社は天照大神が伊勢神宮に鎮座される前にこの地で祭祀されたので「元伊勢」の名が残る
桧原神社は本殿、拝殿は無く、扉を設けた三つ鳥居が珍しい。
それで一般的な鳥居のように参拝者はその下をくぐって神域に入ることができない。
まるで参拝者の立ち入りを拒んでいるかのようでもあり、ちょっとミステリー
神社のそばに在る「わらべの里」の桜も見頃
「ご当地ソングの女王」と呼ばれ桜井市観光親善大使を務めた水森かおりの歌碑
春分、秋分の日の頃には鳥居を通して、二上山に沈む夕日が見られる、という。
なお、卑弥呼の墓説もある箸墓古墳に桧原神社、長谷寺、室生寺など著名な
遺跡、社寺などが北緯34度32分の線上にほぼ一直線に並び、東は伊勢斎宮跡
西は堺市の大鳥大社へ延びているので「太陽の道」とも呼ばれている
去年の春分の日には二上山に沈む夕日を狙ってみたが・・・雲が出てダメだった