新型コロナ | 柴犬さくらの旅日記

柴犬さくらの旅日記

yahooブログ終了によりこちらに引っ越しました。
九州から北海道まで全国を旅する柴犬のさくらです。
緑豊かな美しい日本の自然探訪と山歩きを中心に
旅で出会った皆さんとの触れあいを綴っています

夜鳴きが止まらないさくらの相手をしながら今日も朝を迎えた。

つけっぱなしのテレビも一晩中新型コロナの感染の話ばかり。

僕はコロナと聞けば、若い頃乗り回していた車が思い出される。

それは1970年代に発売された走り屋向けのトヨタコロナ2000GT。

2000ccツインカムエンジン、ソレックスキャブレター搭載で145馬力。
当時の市販車ではトップクラスの高出力だった。

20代半ばにスタイリッシュなセンターピラーの無い2ドア車を購入し

新婚旅行もこの車で九州に旅立った

第一子が生まれた年の秋、当時秘境と呼ばれていた大杉谷に初めて
入山したものの1週間前に発生していた吊橋落下による死亡事故で
全ての吊橋が有刺鉄線で通行不可。無謀にも吊橋を使わずに登山を
続けたが、疲労困憊、体温低下で動けなくなった
意識が遠退き、幻聴、幻視に襲われたが、幼子を抱いた妻の顔も浮
かび励ましてくれたおかげで、何とか登山口の車まで辿り着く。
しかし一難去って又一難、その帰路の豪雨の中の高見越えで運転を
誤り1回転。車は大破したが体は不思議なことに負傷せず。
エンジンが動いてライトも点いていたので、豪雨の中を窓ガラスが割れ
屋屋根だけになった車をずぶ濡れで運転したがこれも辛かった。

登山と車の事故で1日に何度も死にかけた、人生最悪の日だった

 

カッコ良さに憧れてスタイリッシュな2ドアハードトップを購入。
センターピラーが無いので衝突や横転した時の不安は有ったが、それは
やがて現実のものとなった
山好きだった20代の終わり頃、当時秘境と呼ばれた大杉谷で危うく遭難。
疲労困憊した体で運転して帰り道、高見峠の山道で運転を誤り横転。

ドアが開かず、割れたフロントウインドウから車外に出て損傷をチェック。
エンジンは動いておりヘッドライトも壊れてなかったので運転続行を決め
窓から乗り込んで座席に座ると、大きく凹んだ車の屋根が頭に当たった。
頭や首を痛めていても不思議は無いのになぜか傷も痛みも無かったが
首を横に傾けたまま数時間、明け方近くまでのノロノロ運転は堪えた

 

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