秋晴れの朝、さくらはホームグラウンドの公園散歩

15年以上歩き続けた森の小径。
いつしかこの公園で一番の高齢犬になってしまった

市街地では愚図ってあまり歩こうとしなくなったが
野山だと少しぐらいの坂道ならよろけながらも登って行く

坂を登り切って尾根に出た

まだ何とか自力で歩けるのは昔取った杵柄か目に見えぬ森のパワーか

今日は少し遠出して久しぶり尾根道に回ろう

この秋の台風被害の復旧工事がまだ一部遅れている

尾根付近は風当たりも強かったみたいで樹木の被害も大きい

おかげで鬱蒼としていた森が途切れて陽射しが入りずい分明るくなった

昔は赤松に覆われてマツタケがたくさん取れたそうだ。
日当たりが良くなって、マツタケさん顔を出さないかな


まだ通行止めの道が有った

今日の尾根道散歩はこの辺りまでにしよう

舗装路に出て、嫌いなグレーチングをひとっ飛び。
凄いぞバアチャン、気力は萎えていないようだね


その勢いで坂道を駆け下るが引き摺る足が痛々しい

もうひとつジャンプ。後ろ足は左足だけで跳んでいる

天高くさくら越える秋・・・字余り

さて、これでさくらの「越える秋」はおしまいです
「ジイチャンの肥える秋」にようこそ

山に登らなくなって1年余り、ジイチャンは肥える秋を迎えた。
或る朝、歯磨きしていて鏡に写ったお腹に愕然


さくらとガンガン山歩きをしていた頃は、こんなお腹だったのに

ジイチャンもさくらに習って「越える秋」を特訓

少しはへっこんだかな?
日焼けも戻してさくらみたいに白くなろう

二つのこえる秋、おしまいです