先日の母の日の記事を読まれたファンの方からの要望もあり
3年前にさくらが患った病気のことを当時の記事を要約して掲載します。
旅日記から離れ、きれいな景色や珍しい風物もありませんので、
興味のない皆さんはスルーしてくださいね
さくらは、堺市内の動物病院で子宮・卵巣摘出手術と併せて乳腺種摘出手術を受けましたが、手術は成功、麻酔も覚めて回復に向かっています。
昨日からご心配をかけ、励ましていただいたブログ友の皆さんには心から感謝とお礼を申し上げます。
そこで、今回、さくらが思いもよらぬ病気を患い、手術に至った経過を簡単に記しておきたいと思います。
昨日からご心配をかけ、励ましていただいたブログ友の皆さんには心から感謝とお礼を申し上げます。
そこで、今回、さくらが思いもよらぬ病気を患い、手術に至った経過を簡単に記しておきたいと思います。
14日に吉野山の吉水神社で、横田めぐみちゃんのご両親を招いて開催される北朝鮮拉致被害者救出の祈願祭に出席するため、九州の旅から帰ってから直後、さくらの多飲・多尿が目立ち、食欲不振が激しくなりました。
これまで、さくらが1日に飲む水の量は平均200CCほどでしたが、急に500cc以上を飲むようになり、暑くも無いのに水を欲しがりました。これに伴い尿の量も増え、1日朝晩2回の散歩の時のみだった排尿に、さらに深夜の尿意を訴え始めました。
これまで、さくらが1日に飲む水の量は平均200CCほどでしたが、急に500cc以上を飲むようになり、暑くも無いのに水を欲しがりました。これに伴い尿の量も増え、1日朝晩2回の散歩の時のみだった排尿に、さらに深夜の尿意を訴え始めました。
いずれも初めてのことでしたが、こうした様子から糖尿病か腎臓疾患を疑い、近所の掛かり付け医で血液検査をすると、いずれも数値はほぼ正常値内で先ずは一安心。
それで、この症状から次に考えられるのが、10歳以上の避妊手術をしていない雌犬に見られる子宮蓄膿症。この場合下痢を伴うようですが、さくらは人前では排便しないので、確認はできていないものの、いつもより多く山の茂みに消えていたので、下痢も考えられました。
もし子宮蓄膿症であると出来るだけ早い処置が必要とのことで、高度検査及び手術ができる堺市内の基幹病院を紹介してもらい、翌朝一番に受診しました。
もし子宮蓄膿症であると出来るだけ早い処置が必要とのことで、高度検査及び手術ができる堺市内の基幹病院を紹介してもらい、翌朝一番に受診しました。
超音波検査の結果、子宮内に液体がかなり溜まっていることが判明し、ほぼ子宮蓄膿症と診断され、直ちに子宮・卵巣の摘出と5年前に発症し年ごとに大きくなっていた乳腺腫瘍も摘出することになりました。
さらに、乳腺腫瘍には他にも小さな腫瘍の存在が散見されたので、全部摘出することになりました。
さらに、乳腺腫瘍には他にも小さな腫瘍の存在が散見されたので、全部摘出することになりました。
ただ、翌日開催の吉水神社の祈願祭出席、横田さんご夫妻との再会との約束も有ったので、手術を一日遅らせないか一応相談してみると、当然のことのように却下されました。
手術は無事成功、麻酔が覚めたばかりでぼんやりしているさくらに面会して、
その日は帰宅しました
手術の翌日、診療開始の8時45分に病院に駆け付けると、術後の経過も良とのことで、すぐに面会室に通されました。
さくらは点滴中でしたが、麻酔もすっかり覚めたみたいで、懐かしげにジッと
見つめてくれました
おとよさんも一緒に見舞いに来てくれて、さくらに寄り添い
耳元で優しく励ましてくれていました
このところ花冷えの気温が続き、月半ばなのに自宅近くの桜はまだ満開です。
直ぐに担当医から血液検査の結果が示され、
手術前、今回の病気に関連する項目の高すぎた数値がすべて基準内に収まっていると説明を受けました。そして晴れて退院です
手術前、今回の病気に関連する項目の高すぎた数値がすべて基準内に収まっていると説明を受けました。そして晴れて退院です
これだけで完了のようです。手術の縫合跡には包帯もガーゼも何も有りません
さて、家の近くの桜は、まだ花を散らさず、さくらを待ってくれていて、
まだおぼつかない足取りですが、自分の足で桜の下を歩くことができました
さくらのお腹の手術跡です。大きな傷跡ですがすぐに目立たなくなるでしょう
摘出の子宮・卵巣は腫れて肥大化し、見た目1キロほどもありました
摘出の子宮・卵巣は腫れて肥大化し、見た目1キロほどもありました
このあと、病院では眠れてなかったのか、朝まで飲まず食わずで爆睡(^-^)
念のためもらってきたエリザベスカラーを付ける必要もありませんでした。
ご心配いただいた皆さん、本当にありがとうございました
念のためもらってきたエリザベスカラーを付ける必要もありませんでした。
ご心配いただいた皆さん、本当にありがとうございました
さくらが無事退院したこの日、嬉しいプレゼントが届きました。 |
北朝鮮拉致被害者横田めぐみさんのご両親を招いて開催した吉水神社の祈願祭で琴を演奏して、お二人を慰め励ました真理子さんからさくらへのお守りです
そして、さくらのために祈りを捧げてくれました。
もちろん、愛犬コロンちゃんの次にですが
でも、術後ちょうどひと月の5月15日、母の日コンサートの当日早朝、
真理子さんに看取られながら天国へ旅立って行ったそうです
コンサート会場で元気そうなさくらを見て、終了後こらえ切れずに
涙を流したのは無理からぬことだったと思います
さくらは摘出した乳腺腫が悪性と判明、新たに幾つか発見されたので
体力の回復を待って、約ひと月後に乳腺切除の手術を受けました。
その手術のほうが傷跡も大きく、さくらも大変だったようです。
でも、それから3年。心配された肺への転移も無く、
おかげさまで元気に齢を重ねています。
最後まで見てくださってありがとうございました