これは、3年前の母の日に、知人の琴演奏家小森真理子さんが
摂津峡のレストランで催した「母の日コンサート」
真理子さんには今から7年前、吉野山の吉水神社宮司が主宰した
北朝鮮拉致被害者の救出活動で出会って以来、
さくらをとても可愛がってくれている
この日は摂津峡の森に在る真理子さんの友人のレストランで
親しい人を招いての演奏会だった
何の屈託もなさそうに微笑む真理子さんだったが
実は、この日の早朝、愛犬コロンちゃんの最後を看取っていた
コロンちゃんは、この年の春にさくらが摘出手術をした
悪性の腫瘍を患い、長く闘っていたさくらの戦友だった
この時は、ほとんど誰にもその事実を知らせず
一睡もしていない体で悲しみをこらえ、笑顔で演奏を続けていた
そして、二十歳の娘さんからプレゼントを贈られ、
母親の悦びも嚙みしめていた
第二部は場所をレストラン内に変え、
フルート奏者の奥田裕美さんとのコラボも盛り上がり、
盛会のうちに母の日コンサートを終了した
そして、別れ際の記念撮影。
このあと、終に耐えきれなくなったのか、嗚咽と共に
コロンちゃんが亡くなったことを告げられた
さくらは、真理子さんのお母さんからも、
コロンの分まで元気で居てねと励まされた。
おかげさまで、あれから3年、さくらは再発の兆候も無く、
多少足腰は弱くなったが、元気に齢を重ねている
真理子さんのお母さんは、現在闘病中とのこと。ご快復をお祈りします
この日の早朝、天国に召されたコロンちゃん。
今まで出会った中で一番愛くるしいポメラニアンだった。
さくらがこの年の春に手術をした同じ病気を患い、
小さな体で必死に闘かっていたコロンちゃん。
さくらと一緒に頑張ってもっと長生きしてほしかった。
いつまでも忘れないよ