子供の頃、チャンバラごっこやかくれんぼなどで遊んだ山城跡
昔と比べると道もずい分綺麗に整備されている
こんなところを攀じ登って遊んでいたが、今は危ないから禁止だろう。
そもそもチャンバラごっこなど、誰もしないよね
それでも、ジイチャンとバアチャンのコンビは挑戦する(笑)
こんなのを見ると渡ってみたくなるのが、昔の子供だった
今でも攀じ登ってみたい、と思う(笑)
さくらも子供に帰って、動きも軽い
ずっと尻尾が上がってるから、楽しいのだろう
天守郭に着いた
本物のサルとは犬猿の仲のさくらだが、ここでは笑顔
子供の頃はこんな話は知らなかった。
ただ、この山を大人たちが内裏山と呼んでいたのは覚えている。
母によると、ぼくは内裏山で生を受けたらしいが、
民家なんかどこにもないのになぁ
さぁ、子供の頃住んでいた家の近くへ行ってみよう
更地になって公園になり、記念碑が建っていた。
もちろん、ジイチャンの記念碑なんかでは無いが
さくら、ここがジイチャンの故郷だよ、眠りなさい
なぜだか、とても安らいだ顔をしていた
さて、前編で祖父のことをちょっと触れたので、祖父が眠る墓所の近くへ。
この小川は木場川。一見水路みたいに見えるが自然の川である。
ただ、川ののり面はしっかりとしたコンクリートで固められている
この護岸工事を祖父や父がやったと思われる。堤防上に線路を敷き、
上流の炭鉱で掘り出した石炭を港までトロッコで運び出していたからだ
若い頃、中国大陸を放浪した祖父は、石炭採掘の名人だったらしい。
子供の頃に父から聞いた話だが
付近の山の岩石などを見て、石炭鉱脈を幾つも発見したそうだ。
この辺りの町村には祖父が敷いた石炭トロッコの線路が幾つもあったが、
もう線路は外され、今では何の跡かもわからない
この近所でも、一時は当地の石炭王と呼ばれ、羽振りが良かった
祖父と炭鉱を知っている人は、もうほとんど居なくなってしまつたようだ