会津へ向けて、しゅっぱ~つ
西吾妻の白猿には会えなかったけど、
大好きな和子オバチャンに会えると知ってウキウキ顔。
夏の北海道で雌阿寒岳と羅臼岳に一緒に登って以来、二か月振りかな
山形・福島県境の白布峠(標高1404m)を越えると、
磐梯山と桧原湖が見えた
さくら、会津に来たよ、磐梯山が見えたよ、と云うと
磐梯山をジッと眺めて
やがて思い出したのか、嬉しい時の素振り、耳が横に広がった(笑)
今日は桧原湖もよく見える。明日も天気で有って欲しい
明日は、久しぶり磐梯山に登る予定だから
積雪は大したことないみたい、アイゼンは要らないだろう
(と、この時思ったのが間違いだった)
白布峠を下ると一般に裏磐梯と呼ばれる、福島県北部に ある磐梯山、
安達太良山、吾妻山に囲まれた標高700~1000メートル程度の
リゾート地、磐梯高原に着く
裏磐梯の紅葉もきれいだ
でも、さくらはいつものように自分の世界に籠っている
湖畔に下りても同じ
こんなにきれいなのに勿体ない
湖に入るよ、と云うと、ようやく薄目を開けた
桧原湖の冷たく澄んだ水を美味そうに飲んで、
その冷たい湖水に身を浸す。
見てる方が寒くなる
誰も居ない静かな湖畔を散策しよう
磐梯山が夕陽を浴びて輝きだした
吾妻連峰も全山赤く染まって来た
さくらの絵顔は、いつもの遊びの催促
投げたボールをジャンプしながら追いかける。
若い頃と全く変わらない動作だ
何が愉しいのか何度も繰り返す
今度はキャッチボールの催促
行くよ~
ナイスキャッチ!
何度も催促
ジャンプ!
ハイ、キャッチ!
やがて、吾妻連峰が全山燃えだした
火照った体に最後の水浴を愉しみ
冷たい湖水と美しい自然を心行くまで満喫。
明日はあの磐梯山に登ろう
ジャジャーン、ここにリードを置き忘れてしまっていた。
翌朝暗いうちに取り戻ったが、もう消えて無くなっていて
名前と電話番号を書いてあるのだが、連絡は無い