九州山地の平家の隠れ里へ | 柴犬さくらの旅日記

柴犬さくらの旅日記

yahooブログ終了によりこちらに引っ越しました。
九州から北海道まで全国を旅する柴犬のさくらです。
緑豊かな美しい日本の自然探訪と山歩きを中心に
旅で出会った皆さんとの触れあいを綴っています

 
6日の吉水神社の行事に参加するため旅から帰りましたが、
ブログはまだ九州の旅を続けています。
 
霧島連山の高千穂峰から下山して、先日桜見物をした人吉城址のある人吉の町へ再び戻ってきました。桜まつりは今夜までやっていましたが人出はわずかです。
今夜はこの城址公園の駐車場で球磨川の瀬音を聞きながら車中泊
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翌朝早く、散り初めの城址公園を散歩して
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これから五木の子守唄で知られる五木村に立ち寄り、
平家落人伝説の残る集落が点在する九州中央山地を縦断して、熊本県の阿蘇地方に出る最短距離を取ることにしました。川辺川に沿って北上します
 
 
 
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五木村は何年ぶりかな~、あの世間を騒がせたダム建設はどうなっただろう

 
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トンネルを抜けると
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満開の桜並木が出迎えてくれて
 
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やがて、子守唄の里公園へ
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公園の桜の下を歩いていると、懐かしい五木の子守唄が流れ来て(^^♪
 
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おどま盆ぎり 盆ぎり  盆から先きゃ おらんと  盆が早よくりゃ 早よもどる音譜
 
長崎で生まれ育ったさくらパパの子守唄(^^)
見上げると
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子守奉公しながら懐かしいふる里の空を見上げる少女の像
 
その昔、山深い五木の暮らしは厳しく、娘たちは幼いころから家を助けるため、子守奉公に出されました。娘たちは、奉公の辛さや父や母、そしてふる里を思う気持ちを口ずさみ、歌い継がれたものが「五木の子守唄」になりました
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 川辺川に沿って北上を続けます
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これから九州山地の最奥、秘境といわれる五家荘に向かいます
五家荘は平家の落人集落と伝えられており、五つの集落が点在するので
五家荘と呼ばれています
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 その五家荘の中でも一段と山間に入った樅木地区にある
樅木の吊橋を久しぶりに見に行きます
 
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樅木の吊橋は、長さ72mの「あやとり橋」と長さ59m「しゃくなげ橋」の
二本の吊り橋が谷を跨いでおり、
床版自体を直接吊り下げる全国にも例のない構造だそうです
 
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さくらはあやとり橋の上からしゃくなげ橋を見下ろしながら
余裕で歩いていきます
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歩くと多少の揺れが有り、スリルもあって楽しめます
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秋深まる頃、岩肌に紅葉が映えてここからの眺めは絶景ですよ(^^♪
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どこからともなく野良犬が現れて、
吠えもせずおとなしくさくらの後を付いてきます
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 元は飼い犬だったのでしょう。人恋しいのか、どこまでも離れません。
車まで付いてきたので、缶詰のドッグフードを与えるとたちまち平らげました。
よほど腹を空かせていたのでしょう、持ち合わせの3缶全部を与えました。
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次は梅の木轟公園吊橋を目指します。
さくらは親しくなったさっきのワンコのことを考えているのかな
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 梅の木轟公園吊橋は長さ116m、水面からの高さ55m
入り口が峻険なため、長い間幻の滝と言われていた梅の木轟の滝と周辺の自然美を多くの人に知ってもらおうと平成10年に架けられた観光吊橋。
日本最長のPC吊床版橋といわれています
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鉄筋の吊り橋なので、揺れは全然なくて、ちょっと面白くなさそうです
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これで秘境五家荘を後にして、里へ下り、
次の目的地の山都町の通潤橋を目指しました
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九州の旅はもう少し続きます