今日は山頂に「天の逆鉾」が立つ霧島連山の主峰格高千穂峰に登ります。
高千穂峰は天上界から神が地上に降り立ったところと言われ、
「天孫降臨」の第一歩をしるした山として知られています
登山口の高千穂河原の駐車場は開場前でしたが、駐車はOKです。
高千穂河原には本来、霧島神宮が建てられていましたが
1235年の御鉢の噴火によって焼失してしまいました。
霧島神宮は後に現在の場所に再建され、
1235年の御鉢の噴火によって焼失してしまいました。
霧島神宮は後に現在の場所に再建され、
ここは社殿の跡地が残るのみです
昨日、雨風で中止した韓国岳登山口とはずいぶん違う顔つきの
今日のさくらです(^^)
さくらも山歩きは天気が良い日がいいみたいです。
これは自分よりも飼い主の身を案じてのことだと思います
正面に高千穂峰を望みながら歩きます
ミヤマキリシマなどの灌木帯を過ぎると 、ザレ場の急登が始まります。
身軽な四足のさくらはスイスイ登って、あっという間に先行グループを追い抜き
直ぐに見えなくなるほど、離してしまいました
伝説の天孫降臨の山と分かっているのでしょうか
ずい分神妙な顔で見上げています
さくらも細かい小石がザラザラと流れて歩き難いザレ場より
岩の上が歩きやすいと思ったのか、道を選んでいます
人間も四つん這いになった方が歩きやすそうな急こう配の道が続きます
一歩一歩踏みしめて
御鉢のへりに到達 しました
ここから桜島が見えました
お前と同じ名前の山だよ、とさくらに教えてみます(^^)
御鉢は直径約600メートル、深さ約200メートルの大噴火口があり、
現在もしばしば噴気が立ちのぼっているそうです
でも、今日はよく見えませんでした
登山を再開します
さくらは相変わらず元気です
火口壁の頂上付近は絶壁をなしており、
この上を通る登山道は「馬の背越え」と呼ばれています
山壁の赤褐色の地肌が、朝日・夕日を受けて1日七色に変化するそうです
御鉢の一番高い地点は標高1,408m
高千穂峰には稜線を一旦下って、再び登り返しますが、かなり急登です
さくらはドジな飼い主の身を案じてか、始終振り返って見ます
あと200mほどだから、もう大丈夫
さくらは自分の方から山頂に近付いていきます
高千穂峰は歴史といい、山容といい霧島連山の主峰ですね
山頂には迩迩芸命(ニニギノミコト)が降臨に際して逆さに突きたてたという
「天の逆鉾(あまのさかほこ)」(長さ138cm、周囲26cm)が立っており
日本の創始の地である事を物語っています
高千穂峰の西には霧島連山が連なります
さて、山頂でのお約束、ボール遊びの催促です
ボールは無いので、代わりに棒切れにします
桜島に向かってジャンプ!
桜島との背比べに勝ちました(笑)
山頂での遊びにも満足したようなので下山しましょう
滑りやすい道なのて、登るときより慎重です
上野の西郷さんみたいな風貌の男性が笑顔でさくらに声を掛けてきましたが
高千穂峰の下山途中で出会った皆さんは、登山犬さくらに好意的でした。
そういえば、九州の山では犬連れ登山禁止の立札など見たことが無くて
無用な気を遣わなくて済みました。さすがわが故郷九州です(^^)
おかげでさくらも楽しく山歩きが出来ました
足取り軽く最後のザレ場を駆け下ります
昼前に下山、ヤドカリ号のもとに戻って駐車料金を支払い
霧島に来たら必ず立ち寄る温泉へ。
九州屈指のサイズで千人が入浴できる大露天風呂が貸切でした(^^)
坂本龍馬夫妻も新婚旅行で訪れた温泉だそうです