かくばん祭りとは、根来寺の開祖かくばん上人の名をいただき、
毎年１１月の第４土曜日に紅葉の中で開催される祭り。
琵琶演奏や根来の子守唄の歌と踊りの出し物などがあるが、
目玉の根来鉄砲隊による迫力ある演武を見たくて行って来た。
春は桜の名所の新義真言宗総本山根来寺
大塔付近はペット禁止の立札に従い、 さくらはここでお留守番
１０時前、かくばん祭りオープニングセレモニーが進行中
戦国時代、３００以上の堂塔が立ち並ぶ根来寺は、大きな勢力を持ち、
火縄銃で武装した僧兵たちは近くの雑賀衆と共に戦国最強の鉄砲集団の
武力を誇示していた。
しかし、こうした強大な寺社勢力を危惧した豊臣秀吉は天正13年(1585)
3月に紀州根来に攻め入り、大塔・大師堂などの2～3の堂塔を残して全山
焼き払い、かって高野山と肩を並べるほどの根来寺は著しく衰退した。
国宝の大塔
さくらが境内の中のイベントに参加できないので、
根来川沿いを散策しながら、紅葉観賞
今日は葛城山麓の幾つかの寺社でも、もみじ祭りが開かれている
今日はお寺だし、コスチュームはこれにしよう♪
こんな所にこんな格好でいると、大勢の人に注目される
今日は献血を呼びかけるおねえさんたちと親しくなった。
おかげで ８年ぶりに献血することに(笑)
さくらも献血キャンペーンに一役買いたいみたい♪
さて、お目当ての火縄銃の演武会場へ移動
境内に面白そうな大きな木が一本、
今日はおとよさんが居ないので、さくらが探検する
頭を突っ込んだままだけど、
何かいい物でも見つけたのかな
演武会場前の不動堂にお参り
今日はずい分長いお参りだ(^_^)
見物客がたくさん集まってきた
僧兵たちも到着
1543年、種子島に漂着したポルトガル人から手に入れた二丁の火縄銃の
一丁が根来衆の手に渡ったと云われている
火薬を扱うので準備は慎重だ
火縄銃演武は正午からと午後３時の二回。まずは一斉射撃。
間近で鉄砲の轟音に、さくらの耳当ては効果なかったみたい(~_~;)
雑賀・根来衆との戦で鉄砲の威力を身をもって知った織田信長は、
武田勝頼との長篠の戦いでは火縄銃の連射で戦国最強の
武田騎馬軍団を壊滅させたと云われている
次は連射
最後は、階段途中での連射
帰りがけにお約束の献血へ。
在職中は、毎年一回は献血していたが、遊び人になってからは初めてだった
