出発してから日本海沿いの国道を一昼夜、
1,000km余り走って目指す黒石が近付いて来ました♪
大阪は気温が30℃を超す真夏日が続いていましたが、
ここまで来ると半分の15℃しかありません。
さすが青森ですね(^^)
途中から黒石と書かれたトラックの後に付いて走ってきました
黒石は美人自慢のまちなのかな(^^)
ほとんど国道を走って20時間で黒石に到着
走行距離は、ほぼ1,100km。予定どおりでした
市内に入ると市立図書館へ直行~
ただ、黒石市は全国でも珍しい独立した図書館が無い町で
体育館の中に図書室が同居(間借り)していました(^_^;
早速、司書の方に今春「犬の伊勢参り」という本が発行されて
そこに載っていた江戸期の黒石の犬のことを詳しく知りたいので
当時の書物など関係資料を閲覧させてほしいと話しました。
すると、司書の方からその本のことは知っているが
実は古い資料までは見たことが無い、と云われて
思わず「え~っ」と力が抜けてしまいました。
でも、ここで、くじけないのが中年男、いやもう爺ですが
時間だけはたっぷりあるので、じっくり調べることにしました。
市史の資料編を書庫から出して来てもらい
一冊を手に取り、めぼしい箇所のページをめくります
すると、探し始めからわずか数分で、目指すものが見つかりました。
さすが、伊勢神宮のご利益か、犬のことだけに鼻が効いたか(笑)
目星を付けた宗教の項目にありました
「犬の伊勢参り」と同じような内容が記載されていました
なお、4行目に「大麻」の文字がありますが、これは「おおぬさ」と読み
神々への捧げ物、お祓いの際に用いられる木綿や麻を指し
違法薬物の大麻(マリファナ)のことではありません
神々への捧げ物、お祓いの際に用いられる木綿や麻を指し
違法薬物の大麻(マリファナ)のことではありません
そして「犬の伊勢参り」の本には記されていないことも書かれていました。
それは赤丸部分の白犬の文字です。
おかげ犬は白犬が多いと巷で噂されていたように
往復2,400キロを歩いてお伊勢参りを果たした黒石の犬も
やはり白犬でしたよ(^^)
意外に短時間で目的が果たせたので
黒石名物の「雁木(がんぎ)」が残る町並みを散策♪
6年前にさくらと見に来た「黒石よされ」は、徳島市の「阿波踊り」
郡上市の「郡上踊り」と並んで日本三大流し踊りとして知られています。
郡上市の「郡上踊り」と並んで日本三大流し踊りとして知られています。
「ねぷた」と併せて、陸奥の短い夏が熱く燃え上がるお祭りです(^^)
雪国ならではの雁木の通り
ちょんまげ姿の人たちが歩いて来そうです(^^)
ちょんまげ姿の人たちが歩いて来そうです(^^)
でも、角の造り酒屋さんから現れたのは現代人
それも東京の素敵なご婦人でした
美人は犬が好き、これはさくらパパの定説です(^^)
ご一緒の男性は黒石出身の方で、お仕事は出版社のライター・編集者。
「黒石よされ」や「ねぷた」をはじめ日本各地の祭りなどで暫く歓談。
さすがに伊勢参りする犬の本もご存知で
「旅する柴犬」さくらにもずい分興味を持っていただき
さくらの旅日記の写真集出版を勧められました(^^)