謙信公を偲んで春日山城

先日まで居た川中島古戦場で武田信玄と幾度も戦った、越後の虎と呼ばれた上杉謙信の居城だった

春日山城を訪ねました。

戦国の名将上杉謙信の城として、戦国時代の歴史ロマン漂う春日山城は、その名のとおり山城で

石垣の代わりに自然の起伏を活かした空堀や土塁などによって、多くの郭を守っていました。

何年か前の大河ドラマ「天地人」の舞台となった城跡をさくらと散策し、兵どもの夢の後を偲びま

した。

まずは、さくらが歩いた城内を平成版・春日山城絵図でご紹介

謙信公を祭神とする春日山神社からスタート

急な石段を登るとかわいいワンコのベンチがあったので、ひとやすみ

こちらはカエルさん、ぶじかえる、かんがえる

神社にお参り、「パパさん今日はコケナイヨウニ・・・」ってか～

春日山城の簡略な説明板

神社の脇から本丸へ

どんな絵図にも描かれているという千貫門跡

上杉家の重臣で、大河ドラマ「天地人」の主人公、直江兼続の屋敷跡

さくらは急な階段も軽快に～、段々見晴らしもよくなってきました

謙信公が出陣前に戦勝を祈願した毘沙門堂

本丸跡に着きました。山城の春日山城には天守閣がありません。
何年か前、本丸跡整備に土嚢に入った赤土をここまで運びました。空になったイラスト入りのナイロンの土嚢は記念にもらえると聞いて、セコイ私は随分たくさん運んだものです（笑）

ここで出会ったお城の近くにお住まいのお姉さんに可愛がってもらいました。
夏の謙信公祭りには、あのガクトさんが毎年来るので、町から女の子が居なくなるそうです。
来年の祭りで再会を約束～

本丸・天主台跡からの眺望をスイングしました。左手の日本海から頚城平野が一望です
画像の右下クリックで拡大します、お暇な方はどうぞ～

サイフォンの原理でどんな渇水のときにも涸れることなく、今も水を湛える大井戸。
さくらが何かを落としたらしく井戸の中を覗き込んでますが、ずいぶん深いですからね、よいこの皆さんは柵から入ったら絶対ダメですよ～

すぐ近くに油流しと書かれた立札が・・・
油を流したみたいに登れない急な坂らしいです。本丸を守るアイテムのひとつなんでしょう

謙信公が亡くなった後、養子の景勝と景虎が跡目を争い（御館の乱）、勝利して家督を継いだ景勝の屋敷跡

大井戸に落としたものがやっぱり気になるのか、小走りに引き返すさくら。
「落ちるなよ～」と後ろから声を掛けてみる私

やっぱり拾えず、照れくさそうに帰ってきました。まぁ無事でよかった

二の丸跡

家督争いに敗れた景虎の屋敷があった三の丸跡。
ここから謙信公銅像を見て、駐車場に戻りました。
お付き合いありがとうございました。