デッキに出られないほどの風で心配していた揺れは、日本海側では少なかったものの、津軽海峡を横断して太平洋側に出ると、うねりが強まりましたが、気持ち悪くなることもなく船旅を楽しむことができました。
この日は、予想気温も船内気温も高くなかったので、さくらは狭苦しいペットルームを敬遠して車内に留め置きして正解でした。
まぁ、真夏はムリでしょうが。
今回一応、扇風機を回していましたが、必要無かったみたいです。
それどころか、船から出ると寒いくらいで、長袖を一枚しか持って来なかった迂闊さを少し反省しました。
約半日辛抱していたさくらのオシッコのため、港近くを散歩に出歩いていると、はなちゃんのパパさんから電話が来ました。
もうとっくに北海道かと思っていたら津軽海峡の小泊港で風避けしてるとのこと。
特に今夜は海上は霧が出て航海できないみたいなので、落ち合う場所は先送りにしました。
二日に福島県の山友さん一行と登る十勝岳のため富良野へ向かい、この日は道の駅、樹海ロード日高でクルマ泊。
この福島県の山友さんとは、昨年秋に八甲田山、今年春は地元福島県の山登りに同行させてもらっていて、さくらも会えるのを楽しみにしている筈です。
北海道最初の朝を迎えた今日は十勝岳連峰を望む上富良野町の日の出公園で一日寛ぎました。
日の出公園は、シーズンになると丘一面を紫色に彩るラベンダーが有名な観光スポットです。
ラベンダーの開花時期には少し早かったみたいですが、さくらは釧路から観光にみえたきれいなお嬢さんや外国人観光客と一緒に記念写真を撮ったりして、北海道の雰囲気は十分味合うことができました。
何よりシャクヤクの花越しに望む十勝岳連峰の山並みには気持ちが昂ぶりました。
昨年の夏、さくらはこの十勝岳から美瑛岳の縦走中に後足の肉球の皮が破れるというハプニングが起きました。
これは北海道の山登りも終盤に入り、しかも前々日に旭岳往復などかなり足を酷使していたこともあったからで、今回は多分大丈夫でしょう。
でも、念のためホータイは用意していきましょう。
画像は全て日の出公園ラベンダー園内です。
いつものように倒れていたら すみません。