『時に元禄十五年十二月十四日、江戸の夜風をふるわせて響くは山鹿流儀の陣太鼓、しかも一打ち二打ち三流れ、

思わずハッと立上り、耳を澄ませて太鼓を数え、

「おう、正しく赤穂浪士の討ち入りじゃ助太刀するは此の時ぞ、

 もしやその中に昼間別れたあのそば屋が居りはせぬか」

 

こちらの

赤穂浪士・忠臣蔵のクライマックスシーンは、300年以上の時を経た現代においても、

日本人のDNAなのか、そtれとも機微に触れるのか、講談・歌舞伎・芝居etc...

カタチを変えて語り継がれている物語・・・・・・

 

そんな

『赤穂浪士・忠臣蔵』の物語の本筋はそのままに、『眠狂四郎』の著者で知られる

柴田錬三郎氏の視点から創作した物語が、この『裏返し忠臣蔵』でした。

 

「忠臣蔵って、何なん?」「赤穂浪士って聞いたことない(>_<)」という方は、

こちらの資料を参照いただいた後、ブログをお読みくださいませ☺

忠臣蔵;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%A0%E8%87%A3%E8%94%B5

 

物語は

赤穂藩主・浅野内匠頭と吉良上野介の殿中事件事前に、実は因縁があったこと、

そして、吉良上野介には双子の・・・・・という読者の想像を超越した柴田錬三郎師の

創造力に、これが忠臣蔵の真実かと錯覚させられるほどにリアルな展開へ!

 

忠臣蔵を知る方にはもちろん、

「忠臣蔵・赤穂浪士って、なんやねん!」

 

そして、コロナ禍で自分自身を見失いそうな気がする・・・・・・

と言う方にこそ読んでいただきたい一冊です。

裏返し忠臣蔵 柴田錬三郎著

(Kindle unlimited 対象作品です)