京都の旅 その9 | さーやの庭

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桂離宮後編。
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笑意軒にて。
夏から秋に使われた茶室。
笑意軒とは細部にまで笑みがこぼれる、という意味。
真ん中の腰壁貼り付けは
市松模様にビロードがななめに入る、斬新なデザイン!!

奥には田んぼが見え、収穫の様子などもみることができたそう。

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こちらは古書院。
この目の前に張り出したものはなにか??



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これは月見台。

月をみるための、、まさに縁側のようなもの。

計算されて、中秋の名月がのぼるのを、何のさえぎるものもないところで見ることができた。

現在月をみるときは、中空にあがった月を眺める、という感覚だが、
当時は月のあがりはじめが肝心だったそう。

ここから見る月は格別なのだろうな~とまたしても想像しながら浸ってみた。


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月波楼。
ここも月を眺める茶室。
実は舟のデザインになっていて、このカメラからの高さが大体舟に腰掛けて海を眺めている高さと一緒だそう。

さっと海にいくことができなくても、
こういったデザインであたかも海にいるような気持ちにさせてくれる、当時の人の粋な発想だとおもった。

いつも母との旅では母がメモをとり、私がカメラ。
そうすると、せっかくの案内してくださったことを聞き漏らさず、かつ写真にもおさめられる。
1人だと実際見てる時間がなくなってしまいかねないので、目の前にあるものもちゃーんとみたい、私たち親子ならではのやり方。

桂離宮は書くことが山ほどあって自分の旅日記にも一番時間を費やしそうだー!
また、桂離宮は式折々楽しめるということで今度は違う季節にいってみたいな。




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