先日、
私の生徒さんが出演していた舞台を見に行った。
最近私の生徒さんもめきめきとテレビや舞台、ライブなどで活躍しだしていてなんだか誇らしげになってしまうくらい。
さて、今回の舞台、
まずはそのストーリーに衝撃を受けた。
時はナチスの支配するポーランドに遡る。
コルチャック先生は「みなしごの家」の先生として、医師として作家として、子どもたちと楽しい日々を過ごしていた。
しかしナチスがポーランドを責め、支配下にすると、ユダヤ人がどんどん追い詰められていく。そしてそれはコルチャック先生のいるみなしごの家にも迫ってきた。。
という史実の舞台化。
こういった戦争のものの作品を観てきたけれど、やっぱり辛くなる。
これが人間のしてしまったこととは信じ難い事実を受け止めるのも。
でも、こういうことがあった、という過去形ではなく、現在も世界のあちこちで戦争、紛争、虐殺など起きているのも事実。
結局一番被害を受けるのは何の罪もない子ども。
そのことを強く感じた舞台でもあった。
また、劇団ひまわりの作品を観たのはすごく久しぶりだったけれど、
非常に安定していて、劇団60周年の歴史の重みもわかる。
宝塚で活躍された日向薫さんも久しぶりに見ることができたし、
目を輝かせて歌う子どもたちを観ていると学ばされる。
歌は楽しいもの。
劇場すぐそばに咲いてた向日葵を。
緑が小さくてもこうして強く生きている。
この8月は原爆の日、終戦記念日と命の尊さを改めて考える月だと思う。
ちょうど私たちが観劇した日は
コルチャック先生と子どもたちの命日でもあった。
命に小さいも大きいもない。
どの命も平等なもの。
私はこの8月に生まれた。
誕生日の月は命についてより実感し、より学び、より感謝する月だ。
iPhoneからの投稿