少し前のことになってしまうけれど、土曜日、義両親の結婚60年記念のランチに行ってきた。
50周年記念のランチは、義両親の家の庭だったけれど、今の家の庭は狭いし、多分準備とか大変だからか、近くのホテルで行われた。
チューター時代に建てられた建物のようで、歴史を感じた。


レセプション以外は、普通のホテルだったけど。
ゲストは60人近い、大規模なランチ。
たーりーさん、義両親と義妹、それに従弟妹たちとは普通に行動できる。
でも、この日は知らない場所に大勢の人達が集まるイベント。行かれないことも覚悟をしていた。
でも前夜に自分で着ていくものを用意し、当日出発するとき、なかなか部屋から出てこなかったからヒヤッとしたけれど、無事出発できた。
先ずは義両親の家に寄って、会場に持っていく、沢山の風船を車に積んだ。
会場に着いて、たーりーさんは従弟妹たちと飾り付けをした。
時には、歌ったり踊ったりジョーダンを言いながら、時にはそれぞれ黙々と作業をした。

入り口にある、座席表に飾りをつけている3人に、
「ゲストが来たら、3人で並んで挨拶したら?」
と冗談で言ったら、気に入ったらしい。
ゲストが来はじめたら、3人は本当に挨拶をし始めた。

(風船がいくつか割れたらしくて、Happy Anniversary ではなくなってしまった

)

ゲストが席についたところで、義父から簡単な説明があり、義両親の友人が前に立って歌を歌い始めた。
そのうち、子供たち3人が踊って良いかと聞いてきたので
「行っておいで!」
と言ったら、クスクス照れ臭そうに笑いながら、歌ってるおじさんのとなりで踊り始めた。
たーりーさん、引きこもりじゃなかったっけ?
そのうち、義母も一緒に踊り始めて、気がつけば彼女の友人たち数人も加わって、ダンスフロアのようになってた。
その後、食事が始まり、続いてスライドショー。
その頃には子供たちは外で走り回ってた。
ゲストは9割が義両親の友人たち。
誰が会ったことのある人で、誰が初対面かわからない。
それがばれないように、当たり障りのない話をした。
一人の人と話してると、他の人が加わったり、そのうちに、コーヒーとケーキの時間になった。
そしてあっという間にお開き。
片づけをして、義両親、義父の兄と奥さん(旦那さんの叔父と叔母)、旦那さんの従姉とパートナー、義妹と子供たち(たーりーさんの従弟妹)が、義両親の家に戻った。
義父のお兄さんの家族とは、長い間会っていなかったので、久しぶりに話ができてよかった。
ここ数年、どこに行くのでもジーンズとスニーカーの私。
さすがに今回は場違いになるので、久しぶりにワンピースを買った。

これに合う靴を探したら、良さそうなのを見つけた。

これ、20年くらい前に、マークスのセールで、10ポンドくらいで買ったもの。
久しぶりにヒールも良いなと思って履いて行ったけど、足だけでなく、体全体が合わなくなっていた。
最近使ってない筋肉が分かった。
時々履くのも良いのかも。
バックは合うものがなかったので、タウンセンターに見に行った。
ZARAで気に入ってしまったバックがあったので、買うことにした。

🍾 🍾 🍾 🍾 🍾
先週の木曜日、たーりーさんのチューターのジルが家に来た。
市が契約している、キャッチアップ専門の会社に登録している彼女。
長年セカンダリーで教えて、そのうち数年は、同じ学校で、キャッチアップのレッスンをしていたそう。
話しやすくて、経験も豊富そう。
最初の2日は、たーりーさんが寝ていたし、起こしても降りてこないだろうから、私とジルで話をした。
ジルは、たーりーさんが、英語と算数で抜けているところを補うやのが仕事。
でも状況を説明してあるので、最初は信頼関係を築くことに集中するって言ってくれた。
でも、知らない人が家に来ると、姿を隠してしまうたーりーさん。
どうやって関係を築くか、色々と考えてくれた。
下に来ると楽しいことが待っているということをデモンストレーションするため、月曜日は私とジルで、ブラウニーを焼いた。
火曜日は、日本料理を一緒に作るって言ってたけど、ジルはたーりーさんのために来ているんだということを強調したいようで、私の許可を得て、私と一緒にたーりーさんが寝ている部屋に行った。(たーりーさんは自分の部屋があるけれど、私と一緒に寝ている)
そこでたーりーさんに話しかけて、私とジルでゲームもやったりした。
たーりーさんは全く動かなくて、後でストレスが症状として出るかと思いきや、大丈夫だったみたい。
以前なら、こういうことをしたら、たーりーさん、自分の部屋から出てこなかった。
でもこの日はジルが帰ったあと、普通に降りてきて、夕飯の時この事について聞いたら笑ってた。
昨日、水曜日は、ジルが来て直ぐ下からたーりーさんに声を掛けて、私と2人で上に行った。
ジルがたーりーさんに話しかけ始めたので、私は下に行った。
どうやら話しかけたり、本を読んだり、ポンポンを作ったりしたみたい。
結局、たーりーさんは反応を示さなかったけど、あとで本人に聞いたら、機嫌良さそうに
「あの本はあまり好きじゃなかった」
と言っていた。
たーりーさん、ジルと話しはしていないけれど、彼女への反応は良い感じ。
きょうは木曜日。
ジルのトーンが少し変わった。
先ずは、玄関から、たーりーさんに挨拶をした。
そして、ジルと過ごす時間は下の部屋なので、たーりーさんに下に来てほしいとのこと。
たーりーさんに
「下にいるから、着替えて降りておいで」
と呼び掛けた。
そして私とソファーに座り、話をした。
まだ勢いがあるうちに、たーりーさんとの関係を縮めたいと思っているのは分かってる。
でも、このまま何も変わらないと、続けることが難しいようなことも言ってきた。
1年以上家から出られない生活を送っているたーりーさん。
1週間で変われないでしょう。
だからって、毎日来てもらって、玄関から声をかけるのをずっと続けてほしいとも思わない。それだけじゃ、どんなに時間があっても変わらない気がするから。
毎回訪問のあと、会社に報告しなきゃならないみたい。
プレッシャーを感じて、急ごうとしているのなら、私は同意できない。
ジルが最後の望みだった。それが失くなったら、私たちだけになってしまう。
そう思ったら、涙が出てきた。
でもここで諦める訳にはいかない。
すっかりジルを信頼し始めた私だけれど、会ってからまだ1週間。
私たちも信頼関係を築かなきゃならないのかも。