たーりーさん、昨日から学校だったのに、朝からちょー機嫌悪くてベットからでるのを拒否。


9時になったので、とりあえず学校に電話して、支度でき次第登校させることを伝えた。


本人はというと、全く支度する様子もなく、でもお昼から行く、と言う。制服には着替えたけど結局行かなかった。


翌日どうしよう、と考えていたら、学校から電話がかかってきた。


ファミリーサポートの先生からだった。


彼女には何度かお世話になっていて、たーりーさんのことを知っている。


「たーりーさん、どうですか?」


と聞かれたので、制服は着たけれど、間に合わなかったと話した。


休み明けの初日は、グズる子供が多く、この日も例外ではなかったそう。


「朝、たーりーさんグズるようだったら、電話くれれば行きますよ」


と言う。


「えっ?家にですか?👀」


と言ったら


「はい、話をして一緒に学校に連れていきます」


とのこと。


それは心強い。たーりーさん、親以外の言うことはすんなり聞くから。


今年度は、たーりーさんのことで心配なことがいくつかあるから、来週にでも先生にお話しできないかと思っていたと、伝えたら


「3時ごろならだいたいいつでも大丈夫ですよ。」


と言うので


「今日はどうですか?」


と聞いたらオッケー。


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学校に着くと、先生の小さなデンのようなオフィスに通された。


暖かくて床にはクッションとかあって、子供たちにも居心地が良さそう。


先生も落ち着いた雰囲気で、子供たちも話しやすそう。


たーりーさんについて、最初にいくつか質問された。


食べ物の好き嫌いとか、強いこだわりとか。


たーりーさんは、知らない場所や人が苦手。慣れれば大丈夫だけど、それまでに1ヶ月くらいかかる。


「誰にでも自閉症の特徴はあるんだけど、たーりーさんの場合は、事前に何が起こるかわからないと対応するのが難しいのね。」


でも、自閉症と診断されないくらいの度合いだそう。


どこかに行くんでも、何をするんでも、事前に下見に行ったり、下調べをすると良いらしい。


学校でも、その日に何をするのがわからないことが苦痛になってしまう子供もいるそう。


たーりーさんも、幼稚園の頃から放課後機嫌が悪かった。


それ以外にも、友情関係のトラブルとか、香港から来た子と間違えられて、彼女の影になってしまうことも話した。


心配ごとって、旦那さんに相談すると


「そんなの普通だよ」


とか


「たーりーさん、そういうことに慣れなきゃだめだよ」


とか言われる。


学校に相談すると言うと


「親が関わりすぎ」


とか


「親がそうだから学校の先生が足りないんだよ」


とか言われて、モヤモヤが消えない。


なので、この日は先生に全部聞いてもらって、アドバイスもしてもらって、おまけに担任の先生にも話してくれると言ってもらえて、気持ちがスッキリした。


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夜寝るとき、たーりーさんに


「Mrs Wから電話があったよ」


と言ったら、少し心配そう。


「たーりーさんはどうですか?って心配してたよ」


と言ったら、少し安心したみたい。


「朝たーりーさんが学校行かないって言ったら、Mrs Wに電話してって。そしたら、たーりーさんを迎えに来てくれるって!」


と言ったら


「えぇ~ゲラゲラ


とビックリしてたけど、面白がってた。


でも、先生には来てほしくないそう。