日曜日の朝、旦那さんが
「午後は雨がやむみたいだから、自転車の練習しに行こう」
と言ったら、たーりーさんの返事は
「いやだぁ!」

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たーりーさんは3歳くらいの頃、バランスバイク(キックバイク)をスイスイ乗っていた。そこから補助なしの自転車に切り替えるつもりでいた。
4歳のクリスマスプレゼントにグランマとグランパに自転車をもらった。補助が付いていて、でも大き過ぎてなしでは乗れなかった。
補助付にすっかり慣れてしまったたーりーさん。去年の秋、補助を取って少し練習したけれど乗れないので嫌がった。
その後直ぐにパンクしてしまい、先々週末に、旦那さんがやっと直してくれた。
バネになっている補助を買ったのだけれど(ママ友にすすられて)付けることができず、なしの方が逆に良いんじゃないか、ということで補助なしで練習開始となった。
でも補助を期待していたたーりーさんは泣いて嫌がった。旦那さんとなんとか説得して
「庭でならする」
と芝生の狭いところで練習した。真っ直ぐに走れないので練習にはならなかったけど、たーりーさんはもっとやりたい!と楽しんだみたい。夕飯の時間だからと言っても、
「もっとやりたい〜!」

と泣くほど。
それが2週間前。
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お昼ごはんの後、また旦那さんと説得して、自転車を引っ張ってカレッジまで歩いた。
週末は駐車場が空いているので練習にはもってこい、と思いきや、どうやらコロナの検査センターになっているようだった。(後でネットで調べたけれどカレッジでやってるとはどこにも書いてなかった。でもテントが貼られて、ドライブスルーになっていた。)
脇の車が来ない道路で何度も練習した。ハンドルを真っ直ぐに保つのが難しいらしい。
旦那さんと交代で自転車の後ろを持って走った。
1時間くらいいたとおもう。
そろそろ帰ろうか、と歩き始めたけど、まだ練習したい、とたーりーさんいうので、入り口の近くの広いところで、また少し練習した。
しばらくして帰ることにしたけれど、歩いているうちにたーりーさんがブーブー言い始めた。まだ練習したいらしい。
うちの道路の角にフラットがあって、そこの敷地(プライベートだけど)で少し練習することにした。
まだハンドルがグラグラしていたけれど、私達が手を離しても数回こげるようになった。
2度ほど垣根にぶつかった。

ちょっと泣いたけれどでももっと練習したい、と言うのでしばらく続けた。

そして乗れるようになった!

本人もビックリしたみたいで、嬉しくてゲラゲラ笑いが止まらなかった。何度も何度もやりたがった。
でも疲れて来たみたいで夕飯の支度もあるし、と帰ってきた。
たーりーさんはどんどん成長していく。だんだんと1人でできる事が増えていく。嬉しいと同時に何だか寂しいなぁ。