3月にロックダウンに入ってから、イギリスは異常なほど良い天気が続いていた。こういう時はいつもより飲み物がほしくなる。
たーりーさんは普段学校での飲むのは水のみ。でも家で水を出すと全然飲んでくれない。学校ではどれくらい飲んでるのかわからないけど、よっぽど喉が乾いている時以外はそんなに飲んでいないんじゃないかと思う。
イギリスの子供達は水かスクオッシュという、水で薄めるジュースを飲んでいるみたい。でもお砂糖が入っているのでたーりーさんには食事の時以外はあんまりあげたくない。
ほうじ茶が好きらしいんだけど、カフェインが入っているのでやっぱり量は飲ませたくない。麦茶なら砂糖もカフェインも入っていないので、しかもたーりーさんが飲みたがるので丁度良い。
今年の初め、母が麦茶を送ってくれていたので、毎日朝作ってたーりーさんと飲んでいた。でも今週それも使い切ってしまった。
ネットを見ると日本から輸入された麦茶を売っているけれど高い!
色々と見ているうちに、海外で麦を炒って麦茶を作っている人を発見。麦(barley)はイギリスのスーパーで安く買える。早速買ってきて試してみた。
まずは水でよく洗って乾かす。それをフライパンでゆっくりと炒る。(「煎る」なのか「炒る」なのか「焙る」なのかわからないけれど、とりあえずフライパンを使った。)
最初はこんな色が
ここまで濃くなったけれど
まだまだお店で買う麦茶に比べると色が薄い。でも焦げがつき始めたのでここで止めた。
色が薄いからこんな感じにしか出ない。
麦茶の味なんか全然しない。まずくて飲めない。2袋買ったうちの少ししか炒らなくて良かった。残りはご飯に混ぜて炊いているから無駄にならなくて済んだ。
諦められずもう少しネットで見たら、イギリスでコーヒーの代用として売られている物が麦茶の味がすると言っている人がいた。でもヘルスフードのお店に行かなきゃ買えない様子。アマゾンでも売ってるけどお店で買うより高い。チコリーと麦が入っていると書いてあるので、もし不味かったら勿体ないから注文しなかった。
韓国製の麦茶もあったけど、量を飲むには高い。(だったと思う)
でもアマゾンで見ているうちにこんな物に出くわした。早速注文して今日届いた。
イタリア産のコーヒーの代用品らしい。麦100%の様でイギリスの代用品よりも安い。これはいけそう。
ドリップでコーヒーを淹れるようにお湯を注ぐとこんな感じだった。
麦茶の薫りがしない。

濃すぎて麦茶よりもイタリアのコーヒーにちかい。当たり前だけど。お水で薄めたら麦茶らしい色になった。
でも麦茶の味しない。香ばしい味がするけどあんまり美味しいとは感じない。やっぱりそんなに簡単にはいかないかぁ。
コーヒーの代わりに飲もうかな。☕
ちょっとがっかり。
