人って、やらなければならない事を前もってやる人と、ギリギリで慌ててやる人がいる。
これは人種や文化、性別は関係ないみたい。(日本とイギリスでしか知らないけど)
私は直前で慌てる方。学生の頃は遅刻常習犯だったし、夏休みの課題も、8月31日にやっていた。
旦那さんは
「どうせやらなきゃならないんだから、先にやっちゃった方がいい」
と言う人。(でも後回しにする事も結構ある)
彼のお母さんも同じ。
妹とお父さんは逆。お父さんは
「時間がなくて、切羽詰まった方が良い成果が出る」
まで言う。(大学で講師をしていたのに
)

そういえばイギリスの前首相、デイビッド・キャメロンも、大事なミィーティングなどがあるとわざとトイレを我慢していた、と言うのは有名。頭が冴えて集中力が高まるそう。
私の母も時間がなくていつも慌てる方。兄ちゃんとお父さんはやることをサッサとこなす方。
私は、たーりーさんが産まれる前は、地元の会社でデータベース関連の仕事をしていた。小さいところだったから、色んな事をみんなでやった。お客さんからの問い合わせや苦情の対応から、ウェブページのコーディング、パソコンの使い方を教える事までやった。でも私の本当の仕事は、お客さんのデータベースをうちのソフトウェアと使えるように変換する事だった。実時間で使われているデータベースを扱っていたので、タイミングがズレる事が許されず(って社会人には当然だけど)、いつの間にか、前もって仕事を済ませる人になっていた。
退職してからもう5年近くなる。たーりーさんが3歳くらいまでは、毎日のようにベビー教室やらプレイグループやらプレイデートやらで、結構タイトなスケジュールをこなしていた。家の事もやりこなせていた。
たーりーさんが学校付属のナーサリー行き始めた頃から1年くらい、治療の為にすべてストップして、家事をこなすのでやっとという生活をしていたせいか、締切目前になって、仕方がないからやる人に戻ってしまった。

残念ながら、たーりーさんは私に似てしまったみたい。こういう事は生まれつきなのか、成長する過程で形成される事なのか。
やるべき事をせず、全く違うことをして、直前に慌てるたーりーさん。
「早く!早く!」
が私の口癖になってしまった。(たーりーさんには全く無視されるけど
)

まだ4歳じゃ仕方ないのかなぁ?将来苦労しないと良いけれど。私も気を引き締めないと。