たーりーさんも私も、先週の木曜日の夜が一番辛かったかな。風邪だったのかインフルエンザだったのかわからないけど、突然熱が出て、私の場合は38度まで上がった。(たーりーさんはそこまではいかなかった)
さすがのたーりーさんも夜中に起きたとき、
「すごく具合い悪いよ。涙でちゃうよ。」
と言っていたくらい。

イギリスでは赤ちゃんや子供が熱を出したり、乳歯が生えてくる時に痛がると(teething)飲ませる薬がある。あま〜いシロップで、一緒に付いてくるシリンジで飲ませる。どこのスーパーや薬局でも必ず売っている。効き目が確実なので、頼れる。家も念の為にいつも薬箱に入れている。
たーりーさんが3歳になる目前に日本に帰ったことがある。日本はまだインフルエンザのシーズンが終わってなくって、あちこちで学級閉鎖になっていた。朝は公園で元気に歩いていたのに、午後になって突然だらっとし、触ったら熱かった。
このイギリスの薬、飛行機の離陸着陸の時に赤ちゃんに飲ませると良い(20分前に)、と周りに聞いていたので(気圧のせいで耳が痛くなることがある)、その為に少し持っていた。それを飲ませると熱は下がり、飲んで効いている間は踊り始めるくらい元気なのだけれど、効き目が消えるとまたダラッとする。
予備の薬もなくなり、かかりつけのお医者さんもいなかったので、総合病院の小児科に電話をしたら
「連れてきてください」
と言ってもらえた。
まだ熱はあったものの、食欲が出てきたたーりーさん。お医者さんにお胸と背中をポンポンしてもらいながら、おせんべをポリポリ食べてました。(^_^;)
解熱剤の処方箋出しますので飲んでください、と言われたものの、解熱剤は顆粒。子供の薬は液状の物と思っていたのでびっくり。どうやって飲まそう?
丁度テレビで服薬用のゼリーを宣伝していたので、早速買いに行った。どうにか飲んでくれたけど、ゼリーと一緒でも不味かったらしい。
イギリスに戻ってきて友達にこの話をしたらびっくりされた。
それ以来、日本に帰るときは必ず足りる分+予備を持って帰るようになった。
先週の木曜日にもこの薬にお世話になった。熱が下がるし、痛みを和らげてくれるから眠ることができる。(切れると起きて泣いてたけど)
翌日の金曜日にはたーりーさんの熱は下がった。でも私と旦那さんはダウンしてたので、チャーリーさんは学校を休ませて(最後に熱があってから24時間は学校に行っては行けない方針らしい ー まぁ両親が連れていける状態ではなかったけど)一家揃って寝て過ごした。
最近、外から帰ってきて手を洗わなくなったたーりーさん。今回懲りたみたい。ちゃんと手を洗おうね。