去年の4月、たーリーさんは2歳のお誕生日の少し前からナーサリーに通い始めた。9月からは学校付属のナーサリーが始まるので今のところは今月末でやめることになった。

ナーサリーを探し始めたのはその前の年の夏。2人でべったりの毎日だったから、たーりーさんをひとりで1日預けることを考えると涙が出た。いくつかナーサリーを見に行ったけれど、通い始める日が来なければいいのに、と思った。でも今のところを見た途端、素敵で、こんなところに来れるんだ、と思ってワクワクした。

産まれて数ヶ月の頃からプレイデートや赤ちゃん教室などに行っていたけれど、年が明けるくらいから、ちょっと物足りなさそうだった。だからナーサリーに行き始めた時、たーりーさんにとって、丁度良いと感じたせいか、朝ナーサリーでバイバイするのも辛くなかった。

慣れるまでちょっとかかったけれど、優しいエミリーに抱っこされて、迎えに行くと楽しすぎて家に帰りたくないって言い始めた。それでも朝は

「ナーサリーいかな〜い!」

って今も言うんだよね。

いつもスタッフに

「数分でケロッとするんだけどね」

と言われる。今日はそれを目撃した。バイバイした時はマットに抱っこされて

「マーマー!」

と泣いていたのが聞こえたけれど、私が駐車場に向かってあるき始めた時、たーりーさんはまだマットに抱っこされたまま、向かいの体育館に他の子どもたちと移動しているのが見えた。もう泣き止んで関心が体育館に移ったのが見えた。いつもそうなんだね。

ナーサリーの帰り、タウンセンターでちょっとぶらっとした。ナーサリーも残すところ今日を入れてあと3回。そしたらこんな風にひとりの時間もなくなる。ちょっと惜しいけどまたたーりーさんと一緒に過ごせるのが楽しみ。

9月の12日に学校のナーサリーが始まるまでは夏休み。そしたら毎日決まった時間に登校っていう生活が長く続くから、少しゆっくり楽しもうね。