勝負ごとで結果を左右するのは気持ちだと思います。始まりから過程、最後まで気持ちです。各セクション、場面ごとに気持ちの種類が変わるだけ、といったところでしょうか。


 私の考えですが、勝負ごとで必要となる気持ちの三要素があります。


 やる気・根気・負けん気


 この三要素は忘れずに育んでいきたいと思いながら選手たちとはコミュニケーションを取っているつもりです。ざっと三要素についての私的解釈を。


「やる気」はスタートボタンだと思ってます。先ずはやる気がなければ。エンジンがかからなければ走り出せませんからね。


「根気」はスタートした足を止めさせないため、モチベーションを維持するために重要です。


「負けん気」は際の攻防や勝負どころで発揮される能力だと思います。「最後は気合い」の中身。


 昔ほどスポ根ではないですが、メンタルの部分も育てていきたいですね。競争は相手がいて優劣がつくものです。勝敗はあっても内容も見る。健やかに、強かに、そんな選手を育てたいですね。