厳しい指導者について。最近分かったことがあります。厳しさについてです。
指導者が厳しい人であるタイプと厳しさを指導者が伝えるタイプで分かれるのだと思います。
以前の私は前者でした。指導者として厳しく指導してました。指導者自信の熱量で選手に発破をかけてました。それが選手を精神的に追い込んでストレスだけかけていたことも多々ありましたね。熱さが選手たちに伝播してくれることを願って関わってましたが上手くいかない時も何度かありました。
後者は競技や競争の厳しさを伝えて選手を煽る。サッカーはコールドが無いのでどんなに失点してもタイムアップまではやられ続けます。相手がいるスポーツです。手を抜いたらやられるよ、自分たちのペースだけでは上手く行かないよ、ということをいかに伝えて選手の闘志に火を点けるかが指導者の手腕ですね。そしてチーム内でも競争があるよと。今はベンチだけど、成長の兆しがあるからスタメン確保も近いよ、と選手に伝えて頑張るきっかけを与えます。今はこちらの指導法が性に合ってます。
「北風と太陽」という物語があります。通行人のコートをいかに脱がせるか、北風と太陽が勝負する話ですね。結果は太陽の勝ち。
強制よりも受容、強さよりも寛容さ。そして自主性を尊重することが指導の肝だと思います。
歩む道を間違えないように。これからも選手たちと関わりたいと思います。