昨日、一昨日と大会に参加しました。結果が伴う試合をするとチームの色が出てきますね。チーム全体の関わり方は本当にそれぞれです。ベンチの声かけとかギャラリーの応援とか。
どれも正解で不正解はないと思います。そのやり方がそれぞれの基準に当てはめて正義か否かってだけだと思います。
私は試合の中ではあんまり答えは提示したくないなと思いながらコーチングの言葉は選んでいるつもりです。今こんな状況だけど、どこにスペースがある?誰がフリー?みたいな問いかけ系を意識してますが、どうでしょうね。あ~しろこ〜しろのコーチングは選手に選択権が無いように感じます。
どうしたら良いかは選手の持ってるアイデアで解決するための問いかけです。解決策を指し示してくれるのは心強いかもしれませんが、選手の判断で解決出来るようにしたいと思ってます。
イメージは格闘技のセコンドです。相手のウィークポイントを外から観て教えることです。選択肢を与えてあげることです。左フックを打て、右ストレートを打て、とは言いません。相手は攻撃の時に右のガードが下がるぞ、とかガード固めてるけどボディが開いてるぞとか。ヒントは与えますが攻略法はその選手に委ねます。アイデアがないと分かれば、そこで初めて練習する題材が見つかります。
私自身、試合では感情的にならないようにしたいと思ってます。判定やスコアの動きに少し感情の揺らぎはあっても試合終了まで解決策を模索するように努めてます。外からみると少しドライでしょうかね。それか割りかし大人しい部類か。はたまた意外と喋ってるのか。外からの評価は観た人の判断にお任せします。
チームによっては大人も含めてチーム一丸で戦いにくることもあります。ですが実際にプレーするのは選手です。どんなに外から声で圧力をかけられても、それに揺さぶられずプレー出来る強かさを身につけるように育てていきたいと思います。