昨日のボクシング凄かったですね。GW最高の締めくくりでした。


 ネリが山中選手との一戦以来、約7年かけて 出来上がったヒール像が、井上選手との対戦に大きな意味をもたらせてくれましたね。東京ドームという大舞台で勧善懲悪のドラマ。そしてマイクタイソンのジンクスを想起させる1R のダウン。スポーツには筋書きなんてものはないのですが、だからこそドラマチックです。


 セミファイナルではK-1で活躍していた武居選手が世界チャンピオンに。こちらは苦労して手に入れたベルト。ザ・ノンフィクションで取り上げられていた子が、キックボクシングだけでなくボクシングでも世界チャンピオンになるとは。


 そして、武居選手がチャンピオンになったことで、バンタム級の世界チャンピオンはすべて日本人だそうです。これもまたドラマチック。しかし、同門だったり返上を示唆していたりと、思い通りにいかないのもまた一興。


 試合はやはり勝負論があると面白くなりますね。勝負するに値する関係性が両者にある。それが私の勝負論に対する解釈です。サッカーではダービーマッチが最たる例でしょうか。あんまりよろしくないのかもしれませんが、少年サッカーも勝負論のある試合があって面白いですよ。長年少年サッカー界に身を置いていれば、背景のある試合はいくつも浮かんでくると思います。


 そことそこ、試合決定で。