去年の夏場から職場の伝手で道場に通ってました。今はチームの立ち上げやらで行けてませんが。隣の市の武道館でやってるMMAと柔術の道場ですが、MMAの選手相手にキックボクシングで挑んでます。
そこの道場には私の高校時代の先輩で、MMAで元国内チャンプ、今では海外の団体で連勝中ともの凄い人が稽古つけてくれてます。先日もブラジル人から関節極めていて、恐ろしい人です。
そんな先輩も練習が終わればフレンドリーに接してくれるし、指導も丁寧で分かりやすい。野性の中に理性があるというか。
先輩の戦い方や練習の取り組みを観察すると、野性的な見た目とは裏腹に徹底してパターンの繰り返し、ドリルでパターンを身体に馴染ませる感じでした。基礎の徹底がブレない動きを作っているのだと思います。
試合の展開で、まったく同じ場面はありませんが、身体に馴染ませた場面が発生した時に脊髄反射なみの早さでパターンにはめる。それが野性の本質だと思います。
野生の動物には狩猟本能というものが備わっています。本能の赴くままに狩りをしているようで、その実効率の良い獲物の捕らえ方を経験を通して学習し実行しているのです。
ドリルトレーニングは悪な風潮ですが、実戦を想定した場面を切り取りドリル化するのは有り派です。
また稽古つけてもらいに道場に顔出します。