造影剤MRI
血流にのって「熱い何か」が身体を巡る。
血の流れって、こんな風にして身体をめぐってるのかぁ。
怖い。怖いよう。
わたし、「癌患者」やけん
こんな怖い検査せんといけんの。
お母さんもこんな思いをしてきたんやね。
何回もこの感覚を味わったんやね。
ごめん、ごめんね。ごめんなさい。
検査がこんな怖いて知らんかったよ。。。
告知の時にも涙は出らんかったのに、
検査で不覚にも涙がポロリ。
終わって退室する時、フラッとして技師さんに腕をガッシリつかんでもらった。
「わたし、病人みたい。」
そうか、私、病人で癌患者！！
お母さんは１度も泣き言いわんかった！
涙なんか見せんかった。
お母さんが乗り越えて来たこの試練、私も乗り越えてみせる！
今度から、
どんな検査があってももう泣かん！
もちろん手術にも怯えんで正々堂々と闘う！！
もしかしてこれからMRIを受ける方へ
終わってしまえば、そんな特別に怖い検査とかではないです。
が、当時の私には非情に恐怖でした。
点滴の針刺す時以外、痛み ないです。
（生理食塩水（生食）を点滴してルート確保して造影剤入れます。）
ドーナツ型の機械が身体を通って行くだけでした。