本日は、みなさんも求めている
安心感についてお話したいと思います
お金持ちになりたい。
結婚したい。
好きな仕事がしたい。
もしくは
仕事を辞めたい。
色々な願いがありますが、
なぜそうしたいのかと辿っていくと
『のんびりしたい』
『時間に追われたくない』
『安心して暮らしたい』
ここにたどり着きます
私もずっとそうでした
初めて吉祥寺の街に訪れたのは2年前。
夢を叶えて吉祥寺で自宅サロンをオープンし、
オリジナルセッションも半年間満席
それでも『まぐれじゃないか』
という気持ちが拭えず、
安心感とは程遠い生活にピリオドを打つために
生活の為に働く事を止めました。
そうすることで視点が変わり、
沢山の事に気付くようになりました。
驚くべきことに、
冷静に行動の元をたどっていくと、
そのすべてに不安が潜んでいました
いつかまた生活苦に陥るかもしれない
いまだにその恐怖が根底にあった事には
私自身心底驚きました。
私は恐る恐る、薄目でその根元をたどってみました。
そこにいたのはなんと
産まれたばかりの娘を抱いて
途方にくれている私の姿でした
娘が産まれたのはバレンタインデー
寒い寒い凍るような日に
実家の冷たい井戸水で
布オムツを洗っていた私
沢山の事情が重なり合い
当時の私は子供のオムツも買えなかったのです
東京に嫁いだ事になっていた私は
近所の目があり、
外にも出させてもらえませんでした
自由もお金も何もない
本当に、とても惨めでした。
昔から貧乏だった記憶があって、
おこずかいももらったことなくて
ずっと働きたいと願っていて。
中学卒業が決まると同時に
まだ15の誕生日も来ていないのに
14歳からバイトし始めた記憶があります。
その頃から既に貧乏の恐怖が
あったのかもしれませんし、
だからこそ玉の輿に乗ろうとして
結婚に失敗したのですが
この時ほど惨めなほどの貧しさを
感じたのは初めてでした。
世の中お金じゃないなんて言うけど
貧乏は心まで奪ってしまうんだ
と本気で思いました。
私は同情してほしくて
この事を書いたのではありません。
本気で豊かさを望んで覚悟を決めた時
なぜか行動を起こしても
ひっぱられる感じがしていて、やっと
それを阻む根元を見付けたのです。
これはきっと私だけじゃないはず。
引き寄せの法則が上手くいかないのは
この原理なのではないでしょうか?
なぜあなたは豊かさや安心感を求めているのでしょう?
それはもしかして根底に
不足感があるがゆえなのだとしたら、
引き寄せるのはその不足感の方です。
不足感があるからこそ、
ムキになって声を大にして
豊かになりたい!安心したい。
と言っているのかもしれません。
だから
私はその不足感をガン見しました
そして、その頃の震えている私を抱きしめました。
自分の人生に絶望している私。
産まれた子供にはこんな思いは
させたくないと泣いている私。
でもどうしたらいいのか分からず途方にくれている私。
自然と涙が溢れました。
そして次に出てきたのは、
熱を出してる娘を迎えに行けず、
心を震わせながら仕事をしていた事。
ヘルニアになり手術を宣告されたのに
さらしでぐるぐる巻きにして
痺れる足をひきずって仕事をしていた事。
交通事故にあった日でさえ病院にも行かず
痛み止めを食べるように飲んで仕事をした事。
それらの日々はもう悪夢のようで
その行動は、明らかに異常です。
よほどあの頃の貧乏が怖かったのでしょうか。
それに対する不安や恐怖。
みたいなものが根底にあると、
それを見ないですむように、
せきたてられるように
こうやって突き動かされるのでしょう。
がむしゃらに働いていないと
またああなると体に刷り込まれているのかもしれません。
そしてひとしきり泣いた後。
がっくりと肩を落とし、私は思ったのです
もう、いいじゃないか。
と。
私はよく頑張ったじゃないか。
娘は『この家でウチがお金持ちだと思っているのは私だけだよねーママもおばあちゃんも信じてくれないもん』
と言っていました。
確かに、娘は買った果物が
ちょっとハズレだと絶対に食べないし
昨日の残り物も絶対に食べてくれません
貧乏育ちの私も母も
うちでこんな子はいないのに、贅沢だ
といって怒っていたのですが、
これこそが娘が豊かに育っている
何よりの証拠なのかもしれません。
教育上正しいかどうかは分からないけど、
娘はウチは豊かだと心底信じている。
だからいらない物は食べないのだ。
回りからもお金持ちのお嬢様に
見えると言われているらしい
娘には同じ目に合わせたくない!
という一心で周りが見えてなかったけど、
どう見ても同じにはなってない(笑)
今後もなりようがない気がする
彼女はその豊かな目で、
豊かな人生を切り開いていくはずだ。
私だってあれから13年もの下積みをしたのだ。
私達二人が生きていくだけの需要なら
この広い世の中に存在し続けるだろう。
だから。
もう、いいじゃないか。
心底安心して暮らしても、いいじゃないか
心からそう思ったのです
豊かさや安心感を願うって
本当に単純だと思っていましたけど、
こんなにも奥が深いなんて思いもよりませんでした
豊かさを願うならそう願う経緯がありますよね。
それを考えてみたことがありますか
それを考えるためには
まず生活苦を手離すというバンジーを飛ばないと
私にはそれを考える隙間すらなかったみたいです
本当に、一歩一歩なのですね🐢
さあ、今度こそ安心しよう
そして信じてみよう
私はもうあの頃の私ではないし
娘も大きくなった
今は支えてくれる仲間も友人も、
スタッフもお客様もいるじゃないか
私はもう大丈夫
心からの安心感に包まれて眠ろう。
最後まで読んで下さって、
ありがとうございました