あなたがあなたらしく生きる上で
あなたの本音を優先させることが
大切なのはもちろんなのですが・・・
その本音、あなたの感情と一致していますか
(2019年の過去記事の再掲です)
私は集団生活が苦手だったので
自営業をしています
アルバイトはたくさんしましたが
会社員はやったことがありません
どーゆー所が苦手か
パソコンできないからでしょとか
計算できないからでしょとか
1つのことしかできないもんね
とかとか、色々な声が聞こえますが
社会から見た私ではなくて、これは
あくまでも私からみた社会のはなし~
今私の仕事は
一人の人とじっくり向き合うという
なんとも至福極まりないものです
しかし、その能力と集中力は
集団の中では邪魔でしかなかったのです
たとえば大勢で仕事をする時
楽しくお喋りしながらやりたい人がいたら
私もそうした方が楽しいので、そうします
でも
黙って黙々と仕事する方が好きな人といると
私もそうした方が楽しいので黙々と集中します
正反対の行動ですが
どちらとも、私は幸せなのです
しか~し
その2つがミックスすると
私は急激に不安定になります
楽しくお喋りしてたら
黙々チームの人にとってはうるさいかもしれないし
黙々と作業に集中していたら
楽しくお喋りチームの人にとっては感じ悪いかもしれない
私は急に居心地が悪くなってしまうのです
こんな時によくしがちなアドバイスは、
あなたがやりたいようにしたらいいよ
あなたがどうしたいか、だよ
ですよね
でも、
私は私がやりたいようにやるより、
回りがやりたいようにやるのに
合わせるのが心地よいのです
これは、誰しも少なからずありますよね
例えば経営者と考え方が大きく違うと働きにくいとか
自分を優先させることがよいというのが
世の中の風潮になってきましたが、
逆にそれが辛い人もいるかもしれないと思うんですよね
私が摂食障害を治療する時
病院のカウンセリングでも
ヒプノセラピー(民間の催眠療法)でも
共通して出てきた面白いエピソードがあるのですが
夕食のおかずで例えばみんなの大好きな唐揚げが出たとして
兄弟に一つちょうだい。と言われた時、
私はどおしても『ダメ』が言えない子でした
カウンセラーは口々に
相手は全然かわいそうじゃないよ
みんな同じ数の唐揚げがあるんだから
そうやって私の考えを正そうとしましたが
私にとっては、ほしいと言われてるものを
目の前で食べるなんて
残酷な行為でしかなかったのです
相手の気持ちを頭で考えて察しているのではなく、
相手の気持ちをそのまま自分が感じてしまう
だからこそ、家族の不仲が辛すぎたのだと思います
胸が張り裂けそうに痛くて辛かった
誰かの味方をすれば誰かが傷付く
こっちを立てればあっちが立たず、
あっちを立てればこっちが立たず。
それが私にとって一番の辛いことなのです
集団生活では人数が多い分
そうなりやすいですよね
でもね。
それは能力でもあったのです
人の痛みを同じように自分も感じる
それは今の仕事をする上でとても役立っています
そして一対一ということで
誰にも邪魔されず、気も使わず
遠慮なしに存分に寄り添うことができる
本当に、幸せです
だからね。
もしも今
あなたにとって辛い事には、
あなたの能力が隠れているかもしれませんよ
あなたが心地よいと感じることと同じくらい
あなたが辛い事も苦しいことも
大切な大切な気持ちなのです
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