ポジティブな暗示をかける「魔法の言葉」
ところで、クーエの暗示法とはいったいどのようなものだったのでしょうか。
その方法は短いワンフレーズに凝縮されています。
◎「私は毎日あらゆる面でますますよくなっている」(Day by day, in every way, I'm getting better and better.)◎
この言葉を、繰り返し唱えるスタイルが、クーエの暗示法の真髄です。
『大事なことは、
起床後や、就寝前などのリラックスしたときに、約20回、この魔法の言葉を実際に声に出して繰り返すこと。
その理由を脳科学的に説明すると、次のようなことになるでしょう。
リラックスした状態ほど、脳に言葉を浸透させやすいから。
また、言葉を耳で聞くことで、「聴覚」に働きかけ、脳に強烈に刻み込むことができるからです。
クーエは、次のような心強い言葉も残してくれています。
「あなたが何かを行うとき、『簡単にできる』と自分自身に言い聞かせなさい。
そうすれば、それは本当に簡単になる」
暗示法の始祖、クーエから、私たちが学べることは大きいと言わねばなりません。
ドーパミン・コントロールを実践していくときは、「△△を○分で行う」「今日は◇◇を必ずやる」などと、
声に出して「小さな目標」を言うようにしてください。
その回数を増やすことができれば、一層効果的です。脳は怠け者なので、何度も声をかけてやる必要があるのです。』
↑、“魔法の言葉” ネット参照。