櫻葉❤
上弦の月の光。
月明りが妙に明るく感じるのはなぜだろう。
部屋に入ればまっすぐに
雅紀は俺に駆け寄って手を伸ばし
身体をすり寄せてキスをせがんだ。
「雅紀、、、」
何度か唇を合わせて、、、
華奢な身体をぎゅっと抱きしめれば
サラサラの髪が頬に触れた。
「っしょうちゃん、、、遅いよ、、、っもっと早く来てよ」
もう一度唇を塞いで
白いシフォンの隙間から手を入れて
見た目よりもずっと柔らかいその肌を撫でる。
柔らかくて、、、
ウマそうな
、、、いや
実際ウマい
雅紀のすべて。
「しょうちゃん、、、しょうちゃん、、、お願い早く、、、」
「雅紀」
「早く、、、しょうちゃん、、、」
顔を上げた雅紀の
ピンク色の唇が
俺を誘う。
、、、ホント、、、ウマそう、、、
「早く抱いて」
手のひらで頬を包んで
唇を開かせて
奥深くまで舌を入れ込んだ。
「んん・・・・んっ・・・・っ・・・」
雅紀の心
雅紀の身体
雅紀のことで
知らないことはなにもない。
そう
産まれる前から。
「ん・・・っ・・・んぁ・・・・はぁっ・・・・っ」
唇をどうすればどうなるか、、、
舌を
口内を
どこをどうすればどうなるか、、、
「ぁん・・・ん・・・・っ・・・んん・・っ」
混ざり合った液体が溢れれば
ゴクリと雅紀の喉が鳴る。
腕を掴む雅紀の爪が
肌に食い込んだ。
「ん・・・っ・・・んん・・・っ・・・・っ」
「ww すげーエロ顔」
「はぁ・・・ぁっ・・・・しょうちゃ・・・」
キスだけで前が膨らむ
雅紀の素直なカラダ。
太ももから尻を撫で上げれば
声を上げて脚を震わせた。
「気持ちぃ？」
コクっと頷く雅紀のその顔。
、、、たまんねぇ
「ぁぁ・・・しょうちゃん・・・もぅ・・・」
「ちゃんと立って」
「ムリだよ・・・しょうちゃん・・・ベットに連れてって」
「ww お前最近甘えすぎじゃね？」
「しょうちゃん・・・」
雅紀は首に腕を巻きつけながら名前を呼ぶ。
首筋にかかるその息がアツい。
雅紀、、、
それを許せるのは
お前だけだよ、、、
雅紀の髪は柔らかくて
ずっと撫でていたくなる。
「脱げよ」
「っ・・・」
「ほら、、、雅紀の全部。早く見せて」
唇と同じくらいに頬をピンクに染め上げて
雅紀はその純白の正装を自分から脱いだ。
「、、、、、」
、、、もう、、、こんなに、、、
「しょうちゃん・・・」
裸で抱きついてくる雅紀を
ぎゅっと抱きしめた。