こんにちは。

渋谷区議会議員の橋本ゆきです。



11月は児童虐待防止推進月間です。


このオレンジリボン、知っていますか?

児童虐待防止のトレードマークなんです。



実は児童虐待の件数は増加傾向にあります。




子どもたちの尊い命を守るため、

児童相談所の虐待対応ダイヤル「189」に通報することができます。


ぜひ、「189(いち早く)」と覚えておいてください。



先日も児童相談所の役割と区立児童相談所意義や課題について勉強してきました。


子育てに行き詰まった親子に声をかけられる社会、地域をつくることで、

虐待を予防するということが大切ですし、


子どもを保護するとなった時には

地域資源を活かしながら、

学校、教育委員会と連携した学びの保障を行うなど


オール地域体制での取り組みが必要だと思ったところです。



さて、質問です。


子どもの虐待死という悲しいニュースを見たとき、


こんな事件をなくすために、

自分に何かできることはないのか。


と思ったことはありませんか?



私は何度もあります。

(だから、政治家というお仕事を

「自分にできる何かが必ずある仕事」として選んだし、そして本当にこのお仕事が好きです。)


「自分にできること」として

「活動している団体に寄付をする」ということがあります。


子どもや子育てしている親を支援するNPO法人は沢山ありますが、

NPO、つまり非営利の団体なので、

活動を続けるためには一定の寄付が必要です。


日本では残念ながら寄付文化があまり根付いていませんし、


最近伸びている寄付カテゴリーは

返礼品目当てのふるさと納税の割合が高く、

NPOへの年間寄付額は実は減っています



ふるさと納税は

入ってきた税収と

返礼品による本来地域リソースの活性化

によって地方を支援するという目的のもの。


自分が住んでいない自治体の支援をできる制度としては画期ですが、

渋谷区からの流出する財源は年々増えていて、

500億円の税収のうち40億、1割弱が出ていってしまうなど

渋谷区には悪い意味で深刻な影響を受けています。


なので、本当はふるさと納税の制度自体に疑問を呈する立場なのですが、


今回は、

渋谷区の地域リソースを社会課題を解決するNPO法人と捉えて

ふるさと納税の仕組みをNPO法人支援につなげる事業を開始しました!


渋谷区ふるさと納税を活用したNPO支援事業



通常のNPOへの寄付だと原則返礼品がなかったり、税控除額も50%だったりと


「ふるさと納税の方が寄付しやすい」状況なのですが、


このふるさと納税を活用してNPO支援では、

NPOを支援して

→NPOからの返礼品がもらえる

→全額税控除

となるので、


NPOへの寄付のハードルもぐっっと下がっています。


この新しいNPOと自治体の連携によって
良いNPOがどんどん生まれ、
社会課題を解決していくような未来を作っていきたいなと思っています。


寄付ができるのは
今年の12月31日までです。

あと2ヶ月なので、
ぜひ、この機会にふるさと納税で社会課題解決の一歩を。


▼今日の事業発表の記者会見の様子



最後に、この事業に参加されているNPOをご紹介します!



認定NPO法人フローレンス


様々な子育て支援の活動をしています。

近年増えている子どもの虐待死を減らす、子どもを助けるため、

寄付金の使い道は

赤ちゃん縁組やこども宅食

ひとり親支援など全国の子どもたちを助けるための活動です。


返礼品は子どものための支援を行なっている飲食店での食事など、支援の輪でつながっていく仕組み。


認定NPO法人フローレンスへのふるさと納税サイト



認定NPO法人ぱれっと


知的障がいのある方が地域で暮らしていくための支援をしています。


今回の寄付額は

知的障がいのある人やその家族のニーズに合わせ

①様々な選択肢を提示し

②その選択をサポートし

③必要な社会資源(制度内外合わせ)を繋ぎ

④その後の継続的な見守りや相談の場を提供する

ためのコーディネーターの雇用にあてられます。


認定NPO法人ぱれっとさんへのふるさと納税サイト



認定NPO法人希望の会


15歳から39歳までの

AYA世代のがん患者支援を行なっています。


AYA世代は高校生から社会人、子育て世代とライフステージが大きく変化する世代で、各事情に対応できる支援制度が必要です。


認定NPO法人希望の会へのふるさと納税サイト




認定NPO法人マドレボニータ


産後ケアを行い、産後の子育ての孤立を防ぐ活動をしています。


よりサポートが必要なお母さんたちに

「産後ケア教室」と「産後のセルフケア オンライン教室」の受講料を半額補助し、

更に多胎児のお母さんなど特別なサポートが必要な方には介助ボランティアもつけています。


認定NPO法人マドレボニータへのふるさと納税サイト



認定NPO法人ピースウィンズジャパン


児童養護施設に通う子どもに留学の機会を提供します。

「施設にいたからできた」ということを作るため、

教育格差を減らすため、

活動されています。


認定NPO法人ピースヴィンズ・ジャパンへのふるさと納税サイト




では!






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