こんにちは!

渋谷区議会議員の橋本ゆきです。







先日6月3日、

渋谷区議会令和4年第2回定例会で

一般質問(=区に提案)を行いました!



今回は待ち時間が10分と少し。


橋本さんの滑舌なら1分で400文字くらい話せるでしょ!

と言われていたので、

少ない時間でもかなり盛り込んだのですが、

今日UPされた議会のアーカイブ動画を見たら、

かなり早口でした…


やっぱり適切な分量の方が聞き取りやすいですね…笑

 

議会質問の動画はこちら


 

 さて!


今回させていただいた提案と

その答弁を紹介します!


今回は

◎子育て支援

◎女性の健康推進

◎行政サービス

の大きく3テーマ!✨



  子育て支援について



区内の子育て当事者の困りごとや、子育ての環境に関して思うことをざっくばらんに話せる座談会の定期開催を!


変化していくニーズを定期的に捉えられる、

職員と子育て当事者がフラットに話をする場を作ってほしい!

 

区長「保護者がより気軽に参加できるように工夫して開催し、変化する当事者のニーズを把握したい。」

 

これはかなり前向きな答弁…!

定期開催としてしっかり告知して定着させたい〜!!!



 

虐待の再発予防のための伴走支援を!


児童相談所機能がサテライトオフィスとして渋谷区にも設置されました。


保護された子どもが家庭に帰った後、

伴走支援など、

地域密着ならではのきめ細かい取り組みを行なってほしいと提案しました。


区長「サテライトオフィスの設置により、緊急一時保護された子供が家庭に復帰する際、学校や関係機関ときめ細やかに地域の支援体制を準備することが可能になった。家庭に帰った後の長期フォローも伴奏しながら行っていく。」

 


ケースワーカーや福祉業務等に関わる職員の心理的ケアを!


区長「職員からの相談を常時受けられるように、無料のカウンセリングルームを案内している。必要な方へは精神科医との面談も実施できる。」


ひとり親支援として、養育費不払い分確保のための取り決めから差し押さえまでの一連の支援をしてほしい!

養育費不払い分確保のための保証料補助や取り決めに係る公正証書の作成支援、

財産開示や情報取得のための相談や費用補助などの裁判所における差押えの手続きの支援を福祉部と子ども家庭部の横連携で進めていただきたい!

 

区長「養育費に関する問題は、離婚後の安心感を与える側面と離婚の選択を後押しする側面がある。慎重に見極める必要がある。他の区から情報収集する。」

 

いやいやいやいや!

養育費って子どものために本当に大切な資金なので、離婚を後押し〜とかを持ち出して

その補償をやりませんってのは違うでしょ!(橋本心の声)



ひとり親支援月間を実施してほしい!


児童扶養手当の届出をする8月にひとり親支援月間として生活支援・健康相談・重層的支援などの案内を積極的にしてほしい!


区長「H PS N Sなどオンラインでの支援や周知の方法を検討していく。」

 

こちらも前向き!!


  女性の健康推進について

 

H P Vワクチン接種の意義を理解していただくために、HPVワクチンについてのQ&Aをまとめたものを区独自で作成し、配布するなど、丁寧に周知してほしい!

 

区長「接種の勧奨には力を入れるべき。渋谷区医師会と密に情報を共有し、丁寧な説明により、不安解消、接種の意義の周知に努めたい。」

 

 今後、しっかりと形にできるように丁寧に進めていきたいです…!



キャッチアップについても丁寧に周知してほしい!キャッチアップ接種の進め方は?

 

区長「厚生労働省のパンフレットを案内に同封している。接種履歴の確認は窓口で対応する。」

 

渋谷区はただでさえキャッチアップの開始が遅いと言われてしまっている状況なので、

万全のサポートをしたい…!!!



接種後ストレス関連反応や痛みに対する相談体制の整備、適切な医療につなげる体制の構築を!



厚生労働省科学審議会の報告によれば、

不安が改善すれば

痛みも改善に向かうと示されています。


接種後の多様な症状に適切な医学的アプローチができる体制は、

HPVワクチンに限らず、あらゆるワクチンにも有効です!

 

区長「H P Vワクチンの副反応等に対応できる協力医療機関を紹介するとともに、すでに東京都が設置している生活や教育等の多岐にわたる相談を受け付ける窓口を案内していく。」

 

 

産科医による保護者向けの講演会の開催や、子どもたちが産科医による授業等を受けられる機会を全学校で作れるよう、教育委員会がコーディネートしてほしい!


渋谷区の子宮頸がん検診受診率は全年齢平均で16.6%とかなり低い水準。

特に34歳以下はこれよりも低い水準です。

子宮頸がんにかかっているのは3034歳の女性が最も多く、

さらにこの10年で発症が低年齢化しています。

ワクチンの接種と合わせて30代以下の検診受診率も高めることが子宮頸がんを減らすためには重要です。


若い世代の意識を高めるには学校教育が一番…!



教育長「がんについての正しい知識などを国や都の資料を活用して教育していく」


しょっぱい…

私が言いたいのは性教育の文脈だし

国と都の枠組み以上のことやりませんよって全然想い伝わってないぜ…




ネウボラのオンライン講座等で、産科医による健康教育の機会を作ってほしい!


 

区長「ネウボラでの産科医による健康教育の機会を有益と考える。検討していく。」


 こっちは前向き!

ありがたい〜!!!

こちらも丁寧に進めていきたい〜!


 

  行政サービスについて


データベースで情報を一元管理して欲しい!


情報を一元管理するデータベースに

webの情報や書類の内容が紐づけることで情報連携の人的ミスをなくしてほしい!

職員同士の情報の共有も容易になり、横断的な連携もよりスムーズになります。

 

澤田副区長

「先進技術を取り入れ、アクセシビリティに優れ、利用者に適切なU IU Xを提供するウェブサイトを作っていく。

情報を一元管理するデータベースについては、有効であると理解している。

運用面・コスト面を含めて検討する。」

 

 

外国の方のみならず、障がいのある方や高齢者にとっても分かりやすい「やさしい日本語」で区からの書類を作ってほしい!

区からの書類が来たがよく分からない、なので放っておいてしまう、ということになれば、本来必要な手続きもできず、行政サービスが届かなくなってしまいます。

 

区長「複合的に困難な状況を解決するため、庁内横断的な連携体制を推進し、適宜対応する。」

 

こちらは是非とも推進お願いしたいです!!


 

区の窓口や申し込みに電子申請の導入は利用者目線に立った、統一のシステムを作ってほしい!

 

澤田副区長

「区Webサイトのリニューアル後は、新しいインターフェースが各種オンライン手続きのポータルになる。

そこにアクセスすれば個々の手続きに遷移できる一元的な導線をつくっていく。

年度末までにオンラインカバー率90%を目標とする。」

 



オンラインとオフラインの使い分は?

 

非来庁型のサービスの推進により、

今まで来庁時に窓口で目にしていた情報が入手できなくなる、

問題の早期発見、早期介入ができなくなる

などの懸念もあります。

これらをどのようにフォローしていくのか?

 

澤田副区長「オンラインとオフラインそれぞれの特性を活かし相互補完していく。」

 

 


以上!


大体議会に立って質問できるのは

一年に一回くらいなので、

もしかすると今回で任期中最後の質問だったかも…と思うと寂しいな。




質問全文PDFはこちら▼