こんにちは。

渋谷区議会議員の橋本ゆきです。



本日は
令和3年渋谷区議会第4回定例会の最終日!



23本の議案が可決、

2本の意見書の提出が決定されました。



可決された議案は

職員の報酬額の変更について

区民施設・福祉施設の指定管理者の指定について

区道の認定について

補正予算4号・5

などです。




まず、補正予算の中身を紹介します。


  【補正予算4号の内容】


TOTAL:207,0303,000


総務費

ふるさと納税事務 7,900万円

ふるさと納税の申し込みが見込みより増えたので、

手数料や返礼品等の事務費が増える分の費用。


総合施設管理 2,4497,000

本町第二グラウンドの再整備の設計変更のための費用。

今までの設計より体育館を広くして、屋上も活用するものに変えてもらいます。


衛生費

○感染症予防事業

 入院患者の公費負担の費用。 6,000万円


○ワクチン接種体制確保事業 122,400万円

 三回目接種の準備の費用。


産業経済費

地域経済活性化事業 25,000万円

①飲食店・理美容業・小売店・ライブハウスなどの区内事業に対する感染症対策グッズ配布事業

②ライブハウスの換気工事助成

③ライブハウスへの空気清浄機の配布事業

楽屋の数やステージ、客席の広さに応じて 最大5台(1132,000円程度)の無料配布




一年以上、ライブハウスの支援に取り組み、

実証実験によるデータ集めや環境改善の試行錯誤を積み重ね、

議会に何度も提案を行い、、、、


ついに渋谷区でのライブハウス支援が実現しました!!

嬉しいです。



この事業者向け支援のお申し込みは1月中旬から始まるとのことですので、

ぜひ、渋谷区のライブハウスさんに情報が届きますように!





 土木費


土地取得費用 42,6806,000




  【補正予算5号の内容】

◎子育て世帯臨時特別支援事業費

78,3577,000

対象児童は

児童手当受給者&

令和3930日時点で住民票がある高校生、新生児、

保護者の所得額が児童手当の所得制限額



ということになっています。



  意見書について


「全てのアスベスト被害者の早期救済制度創設と被害拡大を防ぐ抜本的対策とを国に求める意見書」


「定期接種の機会を逃した女性に対するヒトパピローマウイルスワクチン接種機会の確保並びにより効果の高いがん予防対策を求める意見書」

の2本の意見書の提出が決定しました。


特に


「定期接種の機会を逃した女性に対するヒトパピローマウイルスワクチン接種機会の確保並びにより効果の高いがん予防対策を求める意見書」


HPVワクチン接種推進自治体議連の発足などを通して勉強したことの集大成!




内容には

◎キャッチアップ接種(定期接種しそびれた世代に遡って接種費用を公費でもつ事業)

◎さらに接種を希望される方への負担軽減

◎より効果の高い9価ワクチンを定期接種に加えること

を盛り込んでいます。


初めて意見書づくりに挑戦し、

全会一致で提出することができました。。。


岡田幹事長をはじめ会派の皆様や、多会派からご意見をくださった区議会の皆様に

本当に感謝です。


意見書を出して終わりではなく、

区としても、

女性の健康を守り、さらに言えば男性接種も進められるように、

また、丁寧な情報発信の体制を作れるように

頑張っていきたいと思います!





  渋谷区渋谷図書館の廃止条例については継続審議


渋谷図書館は、確かにこのまま運営するのは危険なほど老朽化しているのですが、

地域とのコミュニケーションなしで勝手に結論が出せることではないという議会全体での判断になりました。


議会としては、これまで図書館のない地域に積極的に図書館を設置してきた歴史があるので、


地域の図書館機能を守るために


これからどうするのか?

完全に建て替えるのか?

移設するのか?

学校の建て替えと一緒に図書館をつくるか?


など区民の声と一緒に考えていきたいと思います。


本件について沢山の意見をくださった皆様ありがとうございました。





というわけで、

期間的には短いけれど、

ライブハウス支援の実現やHPVワクチン接種推進の意見書の提出など、

今まででの活動が身を結ぶ濃い定例会でした!


次の定例会は2月になります。


2月の定例会が終わればあっという間に任期もあと一年。

はやいなあ、、、