本日から第4回定例会が始まりました。
会期は12/11までです。
初日の本会議では
恒例の区長発言があり、
最新の区政課題についての説明がされました。
まず初めに、
インフルエンザの流行も重なるツインデミックを懸念しつつ、
臨機応変の対応を行うとの発言がありました。
コロナ対策としての予定としては、
東京都の新たな相談体制の周知するとともに、
渋谷区PCRセンターの運営は継続するため、
渋谷区PCRセンターの運営と医療機関の検査実施、連絡調整体制の整備のお金を派生予算案に計上されています。
また、介護施設及び障がい者施設の職員と利用者の安全安心を確保するため、
行政検査の対象とならないような新規施設入所者や(感染しているリスクはあるのに)濃厚接触者に該当しなかった方などに対してPCR検査を実施する予定。
とのことでした。
また、今回のコロナインパクトによって
オンライン等を活用した事業は前進したなあと思う所もあるのですが、
特に区長発言の中で素晴らしいな〜と思ったのが、
「デジタルデバイド対策」です。
Withコロナの時代にはデジタル機器が生活の質を向上させる役割をの担うと考えられる中で、
スマホを持っていない高齢者に、
スマホを一定期間お試しとして配布したり、
すでにスマホを持っている方へのサポート体制を構築したり、
簡単なアプリを提供したりといったサービスを来年度考えているそうです。
本定例会で予算案が出ているわけではないので
来年度予算の目玉になるのかな。。。?
スマホをはじめとするデジタル機器の普及率を100%にすれば、
withコロナの中でも、
高齢者や、安否確認・見守りが必要な方とのコミュニケーションが取りやすくなりますし、
地域の中での迅速な連絡、情報の周知の効果も飛躍的に向上すると考えられます。
わーーーーい!!
他にも
防災対策では、防災イベントの「防災キャラバン」をオンライン化したことが取り上げられました。今後、YouTubeにアクセスできない方々のためにインターネット上以外のところで繰り返し視聴できるように工夫するとのことでしたが、私も、このオンライン防災キャラバンは知りたい情報が映像としてわかりやすく入ってくるので、渋谷区の資産だなあと思います。
ほんと、他の自治体の人が見てもいいんじゃないかってくらい。
DX推進については、
渋谷区ではリモートワークやオンライン会議等にスムーズに対応してきたことを踏まえて、
今後もAIやRPAを積極的に導入するとのことでした。
来年1月から住民記録・税等の行政システムを最新版にするということで、
1.業務の効率化
2.システム保守性の向上
3.セキュリティ対策の強化
4.システム環境の利便性向上
が行われるようです。具体的にどう効率よくなっていくのかというところは今後、よくチェックしていきたいところです!
教育については、外付けのWeb会議用カメラを配布する予定とのことでした。
区立小中学校でのタブレット教育の更なる充実、といったところでしょうか。
環境的には、不登校の生徒へのフォローがさらに充実していくことになりそうですが、現時点の環境でさえも学校によって活用度に差があるようなので、学校へのフォローもしっかりしていただきたいところです。
他にも、
学校施設の長寿命化計画策定についての取組
スポーツ施設指定管理者制度を新たに猿楽トレーニングジム、代官山スポーツプラザ、ひがし健康プラザの3施設で導入し、スポーツ環境の充実を図ること等について言及されました。
こうしたテクノロジーや民間の力を活用して前進・改善する事業については評価しつつも、
その効果が最大化されるように、
本定例会でもしっかりと議案の審議をしていきたいと思います。
では〜!!