こんにちは。
渋谷区議会議員の橋本ゆきです。
先日、毎年夏コミケが開催される日程で
オンライン街頭演説を行ないました。
テーマは「表現の自由」
その演説内容をざっくりまとめました。
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私は表現の自由を守る活動に賛同します。
本当は去年の夏と同じように、
コミケ会場の前で応援をしたかったのですが、コロナ禍の最中ですので、
オンラインから応援させてください。
多くの表現者は、
万人受けする表現は不可能であることを知っていて、それでも表現をしています。
自由には責任が伴うように、
表現の自由にも、あらゆる反響を受ける責任がついてきます。
フィードバックを受けながら、
表現者が個人の判断の下でどんな表現をするのかを決断していけば良い話で、
どんな表現が好ましく、どんな表現が好ましくないのかは
行政が介入すべきことではありません。
一度、表現の規制に行政が介入することになってしまっては、表現の自由が政治による恣意的な範囲に絞られていってしまうのではないかと心配しています。
例え、とある表現によって助長されるステレオタイプがあったり、傷つけられる人が生まれたとしても、
それによって傷つけられる人たちを守る手段は表現の規制だけではありません。
古い制度を変えたり、教育を変えたり、
まず、着手していくべきこと、
できることは沢山あります。
ポリコレによる抑圧では、
本当の心のバリアフリーや平等な社会を実現させることは出来ません。
これまで、表現の自由の下で世界中に愛される文化やコンテンツが生まれてきました。
あらゆるコンテンツを生み出す力、
またそうしたコンテンツを愛する人たちの活力や経済活動は
間違いなく、日本のエネルギーです。
人は楽しいところに集まるし、
人が集まるところに価値は生まれると、
私は思います。
"楽しい" "これが好き"という想いや活動が
政治的な意図に阻害されないように、
また、こうした表現の自由が守られる一方で、
ステレオタイプや差別によって
生きづらくなる人たちを出さないためにも、
政治がやるべきことを進めていきたいです。
これからも、
表現の自由を守る活動を応援しています!