こんにちは。
渋谷区議会議員の橋本ゆきです。





ここのところ、

党のメンバー、佐藤ことさんが立候補している

北区の都議会議員補欠選挙のお手伝いをしています。

ウグイス嬢やったり、
駅前で音喜多党首や佐藤候補が演説をしている間ビラを配ったり。

演説を聞きながら
ビラを配っていると


党首の演説の中で
「(佐藤候補は)タレントなんかじゃなくて、民間でしっかり経験を積んだ〜

というフレーズが繰り返し使われていることに気付いたんです。


これを聞いた時、
なんとも言えない気持ちになった。

つらいような
怒りのような


「タレントとしての経験が他の民間の職業に比べて大したことない」
ひとまとめにして言われているような気がした。


どんな職業だって、
そこでどんな経験をして、どんな考えを持っていくかは、"人それぞれ"だと思う。


それを職種でラベリングして
何となくのイメージで劣っているもののように断じられたことが、許せなかった。



特に今は、
コロナ禍でエンターテイメントや音楽業界は苦しんでいる。


世の中が大変な時、
もっと小さな世界で言えば、
自分が辛い時、
エンターテイメントに励まされたり、
元気をもらった経験がある人は少なくないと思う。


いつも元気をくれたり励ましてくれていた
エンターテイメント業界がピンチな時、

私自身、エンターテイメントを応援したいと強く思っている時、

そんな時だったから余計に、嫌な気持ちになったんです。



どうしても、聞き流すことができなくて思わずツイートもしました。




ツイートでは書ききれなかった、

私が感じたことを説明したいと思います。



これに対しては色んな反応があって、


「自分に照らし合わせる必要はない」

「ゆきちゃんのことを言ってるわけではないから気にしなくていいと思う」

「演説が候補者の比較優位を分かりやすく強調する必要がある」

「タレントの経験そのもののことを否定してるわけではなく、どちらかというとその知名度を利用して選挙に出ていることを批判している」



といったものがありました。


まず、
私のことを言っているわけではないと分かってはいます。
自分に重ねているわけではないんです。



ただただ、
タレントに限らず、
あらゆる職業の人は
政治に参加しても良いし、

みんなにある、
政治に参加できる権利を使うことで、

どうして、
職種で、バックボーンで、
それを批判されなければいけないのか、

と思っただけです。


演説の手法だとしたら、
そんな風に人を謗るような手法はやめたほうがいい。



「知名度を利用して選挙に出るのはずるい」

みたいな考え方があるとしても、


それぞれの強みを武器に
生きていくことを謗るのは違う。


そんなことを言って、何になるんだろう。


政治に多様性を取り入れていくのなら、

それぞれの議員が
自分のバックボーンを生かしながら
考え、行動するべきです。



元会社員が民間企業の感覚を活かすように
元会計士が数字の感覚を活かすように
元公務員が行政の感覚を活かすように
誰かのママが子育ての感覚を活かすように



私は元アイドルのままで
人が共感して参加したくなるまちづくりをするし、
みんなが頑張れたり元気になったり楽しめる社会を作るよ。


その結果、
他の民間企業出身者より劣っているとか
そういうことは、
選挙で有権者が判断すること。



だから、
職種でラベリングして
それがどうこう言うのは違うと思います。


人それぞれ。


みんな頑張ってるし、
みんな偉い。




はい!以上!!

すっきり!!!!!





あのツイートした後、
選挙期間中にそういうこと言うなって軽く怒られたのでこのくらいに…笑



(もうだめか
(また怒られるかな