こんにちは。
渋谷区議会議員の橋本ゆきです。





渋谷区では
非来庁型の区民サービス、
つまり、
区役所に来なくても手続きできるサービス
を推進していて、

今年度からは
LINEから

  • 住民票の写し(世帯全員・世帯の一部)
  • 住民票の写し(除票)
  • 特別区民税・都民税課税(非課税)証明書
  • 所得証明書
  • 納税証明書


の申請が
できるようになっています。




といった感じで

色んな区役所の機能を
電子化・自動化・人工知能化
させていっているわけですが、



今回の一人10万円の特別給付金のための
事務作業は

(どの地域もそうですが、)
オンラインの申請内容を
職員が目視・手作業で確認しているという

超アナログ対応…!!!



これ、
渋谷区なら何とか工夫をして効率的な事務を行えるんじゃないか?

と思っていたわたしですが、


マイナンバーカードの使いづらさを舐めてました…



そもそも、マイナンバーを使ってオンライン申請
と最初聞いた時は、


こんな感じのものを想像してました。



イメージしてたマイナンバーオンライン申請↓







しかし、


実際のご様子は↓







オンライン申請の情報って電子情報だから
自動で確認もできるんじゃないの…?

とも思いましたが、
そういうわけでもないようです。



例えば渋谷区が、
マイナンバーカードの関係のない
申請システムを構築すれば
もっと上手くいったかもしれません。
(めっちゃお金かかるけど)


でも、国の施策を実行するために
区民の税金を使ってシステムを作るのも違うよな…


と思うのも事実。



マイナンバーと自治体の情報が
連携されていないのは
個人情報を漏れにくくするため

という意図もあるようなので、
この状態を完全に批判することは出来かねますが、


市民のデータを
行政がしっかりと把握している方が

より市民の実情を理解・分析した上で全体最適化した政策を作れるし、

手続きも簡易・スムーズ化


できると思うんですよね。




でも、
「個人情報を行政に把握されたくない」
という意見があるのは

政府に信用がないからで…



信用がないとデータは集まらないし
データが集まらないと、実情を理解できないし、
実情が理解できてないと、信用されない


という難しさよ…





とぐるぐる考えてしまうのでした。